TL-922 6の1


 こ数年間(5〜7年以上?)通電してないという本機、いつでもいいのでできるだけ費用をかけずにチェック・手入れをというご要望と共に入荷しました。

 外観は比較的きれいなKENWOODバージョンです。


 まずは、大変残念なお知らせ。

 「梱包の際はあらかじめ足をすべて外しておくか、それが面倒なら天地ひっくり返しておいて下さい」とお願いしてあったにも関わらず、いずれの処置もされていなかったため…完全な破損には至ってないものの、無視できないダメージを受けてしまっています。もったいないですねぇ〜

 前回同様、後ほど左右上下を入れ替えることにしましょう。ただしこれは乳歯→永久歯と同じで、一度しか使えないワザです。


 懐かしいT型(2P)プラグが使われています。このタイプのは全部処分してしまったので、さてどうしますかな。まぁ通電はまだまだ先でしょうから、それまでには何とかします。


 些細なことですが、このプラグ周辺がちょっと気になりましたので、ささっと手直ししておきました。

 次回はいつになるやらですが、ソケット下からボチボチ取りかかる予定です。

コメント(14)

うちのノーマルなKENWOOD印の922もお願いしようかな

もちろん久保さんのでしたら『充分な技術力のある方からのご依頼はお断り』なんて申さず、喜んでとりかからせていただきますが…内容を間近でお見せするのはちょっと(だいぶ)恥ずかしいような(^^;;

古い記憶なので正確性は怪しいですが…

30年ちょっと前、ビルに無線室を作った頃、3K-A用の電源を用意する際に
あのT型2Pの古いプラグの規格が250V20Aで、新しいIL型などは15Aだったものだから
仕方なく古いT型2Pのコンセントを付けてもらいました。
フルパワーだと(実際しませんが)15Aじゃ足りないじゃない、と思ったので。

構造からすると古いT型2Pって刃は大きいけれども抜けやすくて
新型の方が良さそうなのに、なんで規格が低いんだろう? と不思議でした。
現行製品を見ると15A/20A共用とか、規格が上がっているようですね。
何が違うのか良く判りませんが…。

60年近く前に建てた昔の実家にも古いT型2Pの100V用コンセントがありました。
それがウェスティングハウス製の電気アイロンを使うためだったのですが
アイロンの消費電力は1kWでした! 現代からすると、すげ〜無駄。
当時の盛岡では大工さんがフローリングを張るのは初めて、という時代です。

いやいや、これについては全くおっしゃる通りでして、10Aは確実に流れる箇所に使うところで選択肢が二つあるのでしたら、定格15Aより20Aのものの方がいいのは間違いないところですよね。

 今の規格のものでも、15Aと20Aの二種類あるんです。手元に両方ありますが、異なる部分はプラグ内部の接続部でして、ビスの径が3.5mmか4mmかという部分です。(電極が - - か - Lかの違いもありますが、それによる電流的な差はないでしょう)

 T型は機器によっては直流に使われてたりする場合もあるし、200Vには接地極が必須という法改正(?)があったこともあって、姿を消してしまったようですね。ちょっと大きめのホームセンターではまだ売られているようですし、家庭で使う(単三の)200Vは対地電圧は100Vなので、接地極云々もおかしい話ではあるんですが、壁コンセントが大きくなるってデメリットもありますから、現状へ移行したというのも個人的にはまぁまぁ納得しております。

T型!
うちの学校で使ってます(舞台照明)
コネクタだけでいいからC型を入荷してくれと頼んでますが先生はお金のせいにして頼んでくれません(そりゃあそうだ)

 法令改正で確かこのタイプは接地極がないからアウトになったと聞いたような…と思ったら違いまして、どうもこの形状は200Vに限らないからダメ、ということのようですね。
 それで思い出しましたが、ずいぶん前に関わらせていただいてた某国営施設の複数箇所では、これを直流回路に使ってました。今はさすがに更新されてると思いますが。

 ネットで見てみましたら舞台設備ではまだ結構な現役みたいですね。それでなくても資格をお持ちですから重々ご承知のことと思いますが、くれぐれも接続前の電圧確認をお忘れなく!!

そうですね。
ありがとうございます。

...とここで。
うちの学校の理科室(物理教室、中学理科室、生物教室...)ではまだT形が使われてます。
理由は、準備室に電源装置を繋げてそこから各テーブルに直流を送るということらしいです。
その理由として、準備室に各テーブル行きと書かれたより線(vvr1.6-2c?)が出てますし。
ちなみにこの線、面白いことに白黒でなく赤黒なんです。
どこでこんな線を手に入れたんだろうなぁ...と見ていたら先生からつまみ出されました。

 わっはっは。
 まぁそれはそれとして、さすがに黒赤2芯なんてケーブルを特注するはずもないでしょうから、普通に考えたら黒白赤3芯ケーブルの2芯使いではないかと思います。交流(こっちは黒白の2芯ケーブルを使う)との取り違え防止を考えて。

 しかしその電源そのものや給電方法にも興味が湧きますね。どの程度の容量なのか、電圧だけでなく電流も制御できるのか、テーブルごとに制御できるのか、短絡・地絡などの保護はどうなっているのか、等々…あっ、またまたつまみ出されそう(^^;;

そうですね。
白が見えなかっただけかもしれません。

実は、線がまさに「出ている」だけの状態でして電源装置も何もつながれていないんです。
しかも一本だけ壁のボックスからぽつんと出ているのでテーブルごとには制御できないと思います。
短絡・地絡保護は...電源側で対策してください、ということなのかそれらしきものは見当たりませんでした。
年明けは物理の先生に総当たりしてみます。


つまみ出されたら終わりですが(^^;;

 制御や保護はすべて準備室側にあるだろうなと想像してましたが、そうですか教室側は素線直出しですか…いくら低電圧の直流とはいえ何かと危なそうですねぇ。せめてちょっと丈夫なターミナルなんかにしといてくれたら、いろいろとやりやすそうですのに。

 僕が中学生の頃の技術室では、6人一組の各テーブルに普通のコンセントボックスがありましたが、その電源は普通の100Vではなく準備室側のスライダックを通ってきたものでした。
 そんなでしたから、今はどうなってるのかなといろいろ妄想してしまいました。

教室側はT型で、準備室側が素線直出しです。

 えぇーー?! ってことは元々あった電源装置が故障か何かで撤去された、ってことなのかも知れませんね。残念

まさに仰る通りです。
その後らしきものがありますし...ですが、真相は謎のままです。

 楽しそうですねぇ~ 妄想族の出番です!

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この記事について

このページは、ji3kdhが2016年5月 2日(月) 19:05に書いた記事です。

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