スーツケースの修理

 しろTSAロックの出だしの頃のものですからもう10年になるんですが、その割には年に一度程度しか使ってないスーツケース。前回の帰りにキャスターの破損が発覚しまして、何とか自前での修理に取りかかりました。

 ちなみにこの色合い、100%家内の趣味ですので念のため。


 こういうの、ごくフツーの壊れ方なんでしょうねぇ。でも面倒やな…


 内張りを剥がしてキャスターをユニットごと交換せないかんなと思ってたんですが…ネットで調べてみましたら、コマだけ交換するのが主流なんだそうで、ちょっと意外。


 コマを外すって言っても、簡単に外せるようになっているはずもなく、ご覧のようにカシメてある状態。さらに調べてみたら、この軸を金鋸で切るのが標準なんだそうで…


 さすがにそんな面倒なことをする気力はありません。このカシメの部分をどうにかしてばらせばいいんやろ、っと例によって飛び道具(電動ドリル)でグリグリ


 しましたら、無事こういう状態に。ここまでくればしめたものです。


 無事摘出。一個あたり数十秒でこれですから、やらない手はないでしょう(怪我に注意)。


 全部外せたら、早速最寄りの大きめなホームセンターで部品を購入してきました…が、同じサイズのコマが見当たりません。近いものにしたんですが…


 直径が少し小さいのは問題なかったものの、厚みが少し大きいのがダメでして、回転がかなり重くなってしまっていけません。それに用意したボルトが短すぎるのも計算間違い…これは長いものに入れ替えて、ロックナットを仕込んでおかないと大変なことになりそうなので早めに対処しておくことにしますが。

 コマはやっぱりこういうのを仕入れるべきだったんでしょうかねぇ〜 悔しいので、今回はこれで様子を見てみます。地獄見るかな?(^^;




 3/8追記 : 寸足らずだったボルトを長いものに交換し、元々の予定通り平ワッシャとダブルナットで仕上げました。ロックナットがSUSでないのと、ボルトがちょっと長いのとで不細工ですが、まぁ仕方ありません。これで様子を見てみることにします。

 ちなみにこれ、この向きでは長い方が外側にあるように見えてますが、正規の方向で転がすと内側に向くようにしてあります。大差ないと思いますが、一応気遣いとして(^^;

コメント(6)

私のスーツケースも同じ方法で修理しました。袋ネジのところに念のためのネジ止め接着剤を薄く塗布しています。
仕事で使うのもあと4年だし、サムソナイトに修理を出すとビックリ価格なのでこのようにした次第ですよ。

そうだったんですね! サムソナイトいいですねぇ〜 ちなみに車軸の切断はどうなさったんですか? やっぱり金鋸でしょうか?

 Amazonなんかで入手できるキットでも、緩み止め剤が塗布されているようですね。僕の方も本来は緩み止めナットなんでしょうけど、残念ながら今回行った店頭では売り切れでしたので、ダブルナットにしました(このコメント投稿後に追記)。

袋ナットとナットでロックしていますが、何かに当たって緩んだら泣きを見ると思って接着剤をナットの上からべったりコートしました。
シャフトは金のこで切断しました。あのシャフトは非常に硬い材質です。

やっぱり金鋸で切断なさったんですね。一本30分くらいかかったんではないでしょうか。有名メーカのですから当然、頑丈なのが使われていたでしょうし…今さらですがお疲れさまでした。

 ダブルナットであれば緩むことはまずないと思いますが、そこまでやってあれば安心ですね。僕の場合はいずれまた交換するときのことも考えて…考えすぎ? (^^;;

見てはいけないものを見てしまいました。

私のは一往復使えれば良いやとハードオフで古いサムソナイトを2Kで買ったものですが車輪がバーストしてしまい、捨てようかと思っていたところでした。使い心地が良かったので高速走行に耐えられるタイヤを買って修理して使うことにします。ドリルぐりぐりが良いですね。TNX

2000円のサムソナイトとはまた、え〜の持ってはりますやん!! 軸は僕のより丈夫だと思いますが、普段からこの手の道具をお使いでしょうから言わずもがな、ですよね…と言いつつ、怪我にはくれぐれもご注意下さいm(_ _)m
 あと、もし環境的にamazonなどのご利用が厳しいなどがございましたら、どうぞ遠慮なくおっしゃって下さい!

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この記事について

このページは、ji3kdhが2017年3月 5日(日) 21:51に書いた記事です。

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