家内がWi-Fi環境限定で使ってる標題のタブレット(実は僕のと同機種だったりして)。ずいぶん前から『突然電源が落ちて、その後勝手に再起動する』って症状が出てたらしいんですが、数日前からいよいよ使い物にならなくなり、どうにかならないかとヘルプ。
うーん、どうにかならんかと言われましても…さすがにこの手のものを分解したことないし、原因もはっきりしないので…別途中古品をゲットし、ダメで元々のつもりで取り組んでみることに。
ビスはなく、ただツメと両面テープで止まっているだけというネット各所のありがたい情報を元に、無事第一関門を突破。しかしこれ、結構コツがいりますね。ドライヤで暖めるなんて記事もありましたが、バッテリ部分を加熱するのにはかなり抵抗ありますよ。
開けてからでアレですが、今後のために。写真の赤丸が両面テープの場所なので、暖めるならその部分を狙って。別に暖めなくても、そこを狙ってヘラを優しく差し込めばok。
ここからあとは、すべてこのような星形穴のビスで留まってます。
さて、考えられる原因ですが…まず最初に思い浮かんだのは、バッテリが一瞬離れたりしてるのかなと。
でも、電源が落ちたあと勝手に起動し直すとのことなので、そうなるとここは違うのかな…しかもバッテリ自体はビスでしっかり留まってるしなと思いつつ、一応洗浄液を含ませた綿棒で各端子を清掃。
あとは
各所にあるこれらの層間受け渡し端子の接触不良かな、ととりあえず同様に清掃。で、ここまで来てふと「もしかして : 電源スイッチ」?
偶然の思いつきだったんですが調べてみるとこれがビンゴでして、押してもないのに押しっぱなしになったり不安定な状態。
写真の状態にしたら押したときだけ反応するので
微妙に頭を削って調整してみましたが…
症状は多少軽減されるものの、解決からはほど遠いので…結局今回中古でゲットした個体からその部分だけ取り出して移植、つまり二個イチ作戦をとることで無事解決となりました。ここの電源用タクトスイッチそのものが劣化していたのが原因だったようです。
ところで、そもそも中古でゲットしたんやったらそっち使うたらええやん…となるところなんですが、ゲットしたのは(格安だったこともあって)程度があんまり良くなかったのに加え、そもそも環境を今まで通りにするのがかなり面倒ということも少なからずあったようで…無事修復できて(大いに喜んでもらえ)何よりでした。
こういうことするとSWR下がるんでしょうね。
多少は効果あるかもなんですが、週末『競技会』に出るため留守にしてましたんで、早くも帳消しという感じですね…(^^;