電池はまだまだあるのに異様に遅れだした時計、不便なので見てみることにします。
この時と同じような原因かな?
この状態ではどうやってフタを開けるのか分からず。
ムーブメント単体にまでしてやっと判明。
ここまで来ればあとは前回同様、各部に薄くセラミックグリスを塗布して組み直します。
今回は軸受け部にミシン油のようなものが使われていたので、念のため綿棒でそれらを除去してからグリスを差しましたが、その部分が直接の原因ではなさそう。
これかな? とあえて挙げるとすると、秒針を駆動する軸の側面が若干引っかかり気味なような感じがしないでもありませんでしたが、定かではありません。その部分にも一応グリスを差しておきました。
元に戻して動作させてみると、最初はぎくしゃくした動きをしていましたが数分経ってスムースに動き出し、それ以降遅れることなく順調に時を刻むようになりましたので、いったん修理完了とすることに。
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