GS-3000Vの修理 1の1

 いぶん前にお預かりしてた 電流計が振れない + メータのランプがつかない という標題の電源。

 写真は完了後なんですが、まずは電流計から。
 メータそのものが壊れてたらどうしようもないなと思いつつ


 テスタでつついてみると、幸いにもメータは生きてるようなので安堵。引き続き調べてみたら、どうもこのVRがあやしい。
 接点洗浄剤を噴いて数回回してみたらメータが動き出したものの、全く安定せず。


 仕方がないので、手持ちから探し出して交換。
 元々5kΩがついてましたが、4.7kΩでも全く問題なく追い込めました。

 ついでにズレてた電圧計の方も再調整。どっちにしてもラジケータレベルなので目安程度なんですが、せっかくあるんですから振らないより振る方が楽しいですね。

 っと今思ったんですが、どうせなら他のVRも交換して置いた方が良かったかも。(思いつくのが遅い)


 続いてメータ照明。
 これは球切れでしょうから、姉妹機種の前回と同様にやってみます。

 Before


 After
 電球色とはいえあんまり明るいと目障りかなと思い、ちょっと暗めにしてみました。

 ちなみに前回と違ってこの機種にはメータ二つ。電圧計側(写真左側)の上にあるビス受けが結構邪魔で、これを考慮する必要あります。
 最初そこを安易に考えてて端子台を割ってしまいました(写真は対処・交換後)。


 これで一応終わりなんですが、この電圧設定用VRがあまりにも軽く回るのが気になってしまいます。
 写真のようにツマミを押しつけてみても、大して重くなりません。


 そこで、シリコンのガスケットを挟んで抵抗にしてみます。


 ちょっと浮いた感じになりましたが、まあまあいい感じの重さになりました。

 本来的には13.8固定と可変の切替式にすればベストなんでしょうけれど、それにはスイッチの増設が必要なので、またの機会に。


 ところでこの固体、ご覧のようにフロントパネルが銅色なんですよね。
 黒いものしか知りませんでして、そういうモデルが存在したのかなと思ってたんですが、よくよく見てみましたら…


 なんと、配線で陰になってたであろう出力端子の左側や下側に黒い部分が残っているではありませんか!!

 これ、紫外線か何かで退色したってことなんでしょうね。そう思って改めて見てみたら、赤い端子の色が異様に褪せているのも納得。
 すごい年季ですねぇ

コメント(4)

GS-3000Vではありませんが、うちのGSV3000は電圧ボリュームを調整すると電圧がふらふらしてしまうのでVRを掃除しようか悩み中です。
たとえばカーナビなどの動作確認で14.4Vに合わせた後、(リグの13.8Vに戻そうと)ボリュームをちょっと触ると9V、8Vあたりをうろうろし始めます。
そして動作中にいきなり電圧がふらっと落ちてしまうことも。
原因はこれだとわかっているのですが何せ重たいので(&取り出すのも面倒で)対処療法、いわゆる放置中です(^^;

それにしてもゴールデンモデル、いいですね。
プロ用に見えます。
早速直射日光に当ててきm(ちがうちがう)

 おぉ、いいのをお使いなんですね。GSVは今回のものより可変範囲が広いので、そのあたりはなおのこと不利でしょうね。もうVR交換一択なんでしょうけど、確かに重いのでなかなかやる気が出ないのも分かります。

 いやー、ここまで退色させるのは結構年月がかかるような…頑張りましょう! (やっぱり違う

 こちらのメイン電源はGSV-3000ですが,13.8vではなく,12.5vに下がっているのでいつか調整しようしようでそのままでした.^^;
 この記事で,重い腰を上げる気になりました.半固定抵抗の調整と判っているのですけど,重い腰の前に,本体も重いですからね.^^;

 電源もアンプも、とにかく重くてホント嫌になってきますよね。差し支えがないなら、ついついそのままでってなってしまうのもよく分かります(^^;
 我が家の13.8Vは、去年だったかの模様替えの時に全部スイッチング電源にしてしまいました。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2025年5月13日(火) 21:00に書いた記事です。

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