僕が開局した頃はAO-8がラ製誌上を賑わしていましたが、ビームが必要らしいことと『宇宙無線通信を含む』の変更申請が必要ということがあって、興味はちょっとあったものの全く聞くことすらしないまま。
そこから長い長い年月を経て、近年は当時よりもずっと手軽にできるらしいという噂を耳にし、いつかはと思いながら時々聞いたり送信してみたりするんですが、聞こえてもカスカスですしループが取れる気配も皆無。
僅かに一度だけ「あれ、これ自分の信号かな?」ということがあったんですが、そのレベルですらその一回きり。
ホントはいつも各地で移動運用なさってるお友達をいきなり呼んで驚かそうと密かに目論んでたんですが、どうにも見当がつかずついにギブアップ。直接お目にかかったこの時に実際どんな感じでやっていらっしゃるのかお伺いしてしまいました。
すると予想外にも『モービルホイップ、ただし毎回角度を合わせて斜めに上げてる』とのこと。また430の受信はプリアンプを入れるなど工夫した方が良い、との貴重なアドバイスも。
我が家では斜めに上げるのは無理にしても、決して可能性ゼロなわけではないということが改めて分かりました。
現状3バンドGPなのでプリアンプも結構面倒なんですが、そもそも上げた当時新品で長さもせいぜい6mくらいはいえ、430に5D2Vはいけませんよねぇ(^^; これ(ケーブル)をなんとかせないかんな、と思いながら面倒に感じてまた放置。
そしてこの秋のシルバーウィーク。件の移動の達人は九州南部を回られる中で一箇所レアなGrid Squareがあるとのことで、VUCC的には50でできたら楽しいなと思ってたんですが…聞いてる限りでは50どころかHFのハイバンドでも厳しそう。
これはとても無理っぽいなあ、と思いながら運用情報のページを見てたら、ご本人から
『RS-44 145.xxx Uplink』
との投稿が。
えっ、どういうこと? 衛星通信ってドップラーシフトがあるから受信しやすいように送信周波数を触りながら運用するんとちゃうの? 受信周波数を指定するんやなくて送信周波数指定(固定)なん???
これまでずーっと記憶にあった、昔々どこかの記事で読んだその内容はどうも古かったようで、今までの苦労は一体なんやったんやって感じ。送信周波数固定ならだいぶラクになりそう。
早速次の周回でその周波数に合わせ、カスカスながらも聞こえてきた達人をコールしたら…ちょっと下で自分の信号が聞こえるではありませんか! とともに、こちらへのコールバックが!
開局してもうすぐ46年、思わぬ形で衛星初QSOとなりました。なかなか嬉しいものですねぇ
無事『OnLine Log』にも載りまして感謝!!
せっかくですからこれがマグレやたまたまではないことを確かめるために、その一時間ほど後にあるFO-29にも望んでみることに。
こちらはさっきより時間が短いんですが、達人の運用時間的にはさっきのRS-44と同様2回目なので、そんなに呼ぶ人も多くないでしょうからモタモタしてもさほど迷惑にならないかなと勝手に考えてコール。
聞こえだした頃はちょっと弱かったので数回呼びましたが、真ん中の時間になってグッと信号が上がってきたところでこちらも無事QSO。
同じく無事載りまして、今日のこの一連の出来事はマグレではなかったようでヤレヤレ。
今後の改善策としては、やっぱり受信をもう少しラクにしたいのと送信周波数をもう少し合わせ込みたいところですね。これを書いてて思い出しましたが、我が家の無線機は世間のそれと比べてCW時0.8kHz上を表示するんでした。そこに気をつければあれほどかけ離れた迷惑な呼び方をせずに済むかも知れませんので、次の機会に試してみたいと思います。というかまずはケーブル交換からかな。
あと運用的には周波数をどうするかですね。さっき見つけたこちらがかなり参考になりそう(ありがたい)。ってあれ? 衛星によって受信固定と送信固定があるの?? これはもうちょっと調べなくては。
ともあれ、今回二度に渡って応えて下さったIさん、ありがとうございました!!
9/22追記 : ADIFの書き方についてはこちらやこちらを参考にさせていただきました。
さらに追記 : 上記に加えて、eQSL向けに<SAT_MODE:n>の記述(JかVUかなど)と<QSLMSG:n>に上り下りの周波数を記載するようにしました。
これまた、興味深い話です。今だ未体験の衛星通信です。
私が昨日上げたANTと同じものの様で挑戦できそうです。
なんにしても新しいことをやってみるのは楽しいものですね。同じアンテナを上げられた(珍しいですね)とのことで、可能性は大いにあります。ただし受信が結構厳しいので工夫した方が良さそうですね。
この記事の後もボチボチQSOできているんですが、何しろ相変わらず聞こえづらくてループがまともに取れず、情けないことに現状はほぼ闇打ち状態です。特にuplinkの周波数(ドップラーシフトの効き具合)を未だに良く理解してないのでいけません。
バンドスコープでもあればずいぶんマシなのかも知れませんし、あるいはドップラーシフトまで計算してくれるソフトがあるんだそうで、ゆくゆくはそういうのを導入した方がいいのかも?
でも、まずは受信まわりの改善からやってみます。
Cong.初衛星通信!
いつぞやウチで宴会したとき(明け方に例の事件があったときです)
に衛星通信をどんな風にやってるのか見てみたいと仰ってましたよね。
宴会突入でその話をすっかり失念しており、実演をできずじまいだったのがずーっと気になってました。どうかお許しを!
いずれにしてもよかったです。
ウチでは一応、ビームの自動追尾と自動ドップラー補正をやってましたので実演できれば良かったんですが、今その設備、ハードは生きてるんですがソフト(PC側)が死んでます。どっちにしてもあのせわしない交信スタイルはボクには向いてないようです。
モービルホイップでも十分できるんですが、ビームを追尾させると交信可能範囲がだいぶ広がるようです。経験的にそう感じました。