こちらの続き、まずはAF出力に少し手を入れてみました。
まずは着手前の状況、右はAF出力トランスで左上がヘッドフォンジャックの裏側です。
いよいよ35年前の名機を傷物にしてしまうことに。
ステレオヘッドフォン対応化については、TS-830のそれをそのままいただくことにしました。ちょっとつぶれてて見にくいですが、左図がそれです。
山水のST-48P(600Ω:8Ω)を間に入れて、このようにしました。ちなみに「P」はプリント基板用の意味で、今回はいったん外殻を外して上下逆にしてみました。通常の(「P」のない)コードが出たタイプだと始末しにくいかなと思ったんですが、まあ正解だったと思います。
ヘッドフォンジャックはピンがたくさん出てるタイプですが、今まで真面目にピンの意味を調べることはありませんでした。今回まじまじと見てみましたら何のことはない、ただ単に連動するスイッチが2回路ついているだけということが分かりました。左図はハンダ付け面から見たピン配列(番号はTS-830の図面に準拠)です。
これでヘッドフォンの両側から無事ちゃんと聞こえるようになりました。またステップダウンしたことでレベルが正しくなったんでしょうか、ハム音もだいぶ少なくなりました。VRを下げきると存在が分かりますが、通常位置では全く気になりません。ただ長時間聞いてるとストレスになるかも知れませんね。そのあたりはAFアンプに来てる低圧電源をいじくってみようかなと思ってます。
今ここにはまともなアンテナがないので、壁のTVアンテナジャックに芯線だけ突っ込んで大陸の某放送を聞いてます。
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