R-4C ハム音対策 失敗編

 実戦では全く気にならなかったとはいうものの、やっぱりあるよりない方が良いので対策をしてみました…が、現状ほとんど変わりありません。そういう意味で、今のところ「失敗編」です。

 写真は150Vラインに追加する部品(山崎さんとこのパクリ)です。


 ちょっともったいないのですが、この空きスペースを活用することにします。


 両面テープでも悪くないと思いますが、このようなユニットにしてみました。

 ところで余談ですが、広い範囲の銅箔を剥がすのに結構手間がかかりました。大した電流が流れるわけでもないので、穴あき基板にした方がラクでしたねぇ。


 それをこのように装着してみました。(ちょっと傾いているようにも見えますが、どちらかというと上の基板の方が大きく傾いてますので念のため)

 上の基板の裏面に、北村さん・山崎さんから教えていただいた箇所への追加Cが見えます。大きいことはいいことだ、とばかりに100μFを入れてみました。

 しかし…残念なことに全く変化がありません。ここまでやって初めて、最終型とは問題の箇所の電源の取り出し口が違う事に気づきました(^^;;

 ハム音については別の方法で対処することにします。ですが今回追加した150Vラインのケミコンは、せっかくですからこのまま残しておこうと思います。あ〜ぁ

コメント(16)

う〜ん ダメですか。少し前はどこから? まさか14Vからではないでしょうね。

該当箇所を並べて貼り付けわれればいいんですが…なぜか第三ミキサのプレート同調あたりから取り出してます。特に近いわけでもないのに、なんでこんなとこから…ちなみにご存じのように、このミキサまわりは最終型とはずいぶん違います。

 単純に高圧の根元から取り直すのが良いのかどうか、小生にはちょっと分かりません。そこまでして使い続けることもないと思い、安直にAFアンプそのものを入れ替える方に走ってしまいそうです。

ネットからダウンロードした3バージョンの配線図には、そのような取り出し方はありませんでした。一番初期の低圧電源は14Vじゃなく、12Vと記載されているのでこれまた不思議。

小生のと同じのがどっかにあったはず、と今探し直して見つけました。こちら( http://www.n2ckh.com/LIBRARY/DRAKE/R-4C_Manual.pdf )ですが、マニュアル共で14.3MBもあります(^^;

 また初期のDC12Vは、トランスなどの都合でACラインの電圧が低いと規定電圧に達しなかった不具合があるとかで、あとのバージョンからトランスと電源回路が変更になった、とありますね( http://www.zerobeat.net/drakelist/drakemod/drmod40.html の一件目)。

 まぁ何にしても面白い無線機です。西村さんもお一ついかが?(^^)

ダウロードしてじっくり見てみます。

ワタシの場合、こんなのを購入すると底なしにハマッて、オン・エアーが益々遠ざかってしまいそうなのでご遠慮させていただきます。Hi

私はCWしか聞かないと割り切って

1.トップフィルタ切り替えをやめて600hzだけにする。
2.プロダクト検波をDBM-ICにする。AFをLM386にして1枚の基板に載せる。AF出力トランスを撤去。
3.低圧整流回路を3端子+TRにする。

こんな形にするつもりですが、いつ出来るやら。Hi

信号強度によって、AF初段のコレクタ電圧を制御し、AFゲインを下げようという魂胆なのか全く意味不明です。
Mod記事、電源のところにあった

>Drake does this all the time in their equipment and it is a terrible design philosophy.

が笑えます。AFアンプをLM380, LM386に変更するのが最良だと思います。A級で働かせているQ11、発熱がすごくありませんか?(A級なんで何も音を出さない時、最も発熱が多くなる。3-500zのプレートを常時オレンジ色にして使っているようなもの)

ところで、回路を眺めたところ、600Hzのフィルターを入れるとノイズブランカーが効かなくなるハズですね。LowバンドオンリーだとあまりNBは必要ないかもしれませんが・・・。

その通りです。ですが元々このNBは単純パルス雑音しか効果がありませんし、受信機の頭の方に余分なものをぶら下げたくないので外しております。Hi

50MHzを(過去)追いかけていたワタシの環境にとって、NBが「効く」「効かない」は大きなファクターでした。NBが効いたとしても近辺に強力な局が存在すると、どうしても誤動作して混変調モドキの音になってしまう。かといって、ルーフィングにフィルターを噛ますと、全くNBが全く効かなくなる・・・。そこでNBの検出を別の周波数で行う(NB TUNE)、またはデュアルワッチのもう片方を検出用に使うといったソリューションが生まれましたが、実際にそれらを搭載したリグを使えずしまいでした。
 そして、NBの「効き」は各メーカーによって異なりましたTRIOとYAESUはSメータが振れないまでカットしてくれるのに、ICOMは全くダメとか・・。

使用したいバンドによって、受信の得手、不得手が必ず出てくるので、そこは自分にマッチした改良を加えることができるR4Cなんぞが最適なんかもしれません。

話しが脱線して申し訳ありません。

お二方、若干放置気味で申し訳ございません。

 西村さん、大きいサイズのマニュアルをダウンロードいただいた上での検討、ありがとうございます。小生もミュートの関係(ミュート中はSメータがほぼフルスケールまで振る)かなと思ったんですが、大して電圧変動もなかったように記憶してます(詳しく測定したわけではありません)ので定かではありません。Q11の発熱についても、触ってないので気づきませんでした。横の電源基板に載ってるセメント抵抗からの発熱の方が気になりまして。

 山崎さん、検波回路は小生もぜひやりたいことの一つです。あと電源部の強化もそれほど難しくなさそうなので、やっておきたいですね。14Vという三端子レギュレータはないので、7812をちょっと細工するのがラクかな。トップのフィルタは今の形(SSBのみ無視)で行こうと思います。

 以前どこかに書いたかも知れませんが、小生が160を聞く場合、ノイズブランカが欲しいなと思ったことはありませんでした。周囲の環境にもよるんでしょうけれど…ノイズの中をかきわけて信号を聞く、その時の「ノイズ」が落とせるブランカならいいんですが、今のところ存在しないような気がしまして。それと小生のR-4Cにはノイズブランカがありません(元々オプションです)ので、そのあたりのことは全く気がつきませんでした。

 R-4C、面白いですよ。トランスバータの親機にもいいかも知れませんね(^^) 小生の場合は受信機を一から作るなんて不可能ですので、こういう形で楽しませていただくのが面白いです。

 そうそう、脱線は大歓迎ですのでどうぞお気遣いなく、じゃんじゃんお寄せ下さい(^^)

DRIさん:R4CのAFアンプの発熱は大きいです。
現在無改造のものとLM386に変えたものを使っています。
オリジナルのTrの熱ときたら冬でもぬくもります。
ワタシは80mで再開するまではBCLオヤジをしていました。
川崎電波研究所で水晶を発注し15個のオプション全て埋まっています。西村さん、どうです。外見は悪いけど、無改造のやつありまっせ。
杉山さん;例のセメント抵抗の載っているレジストなしのガラエポ基板は焦げていませんか。うちのはかなり燃えていました。
最初これはイカンと思って3端子7812にしたのですが、これではあのAF Trをドライブできませんでした。放熱器も小さかったのですが、それでLM386のAFアンプに落ち着きました。

うーん、BCLにも良さそうですよね…これで中波やそれ以下を聞きたいんですが、スペック的には1.5MHzからとなっていますので無理そうですね。ギロチンあたりが追従しなさそう。なので中波以下は別の機械で我慢します。

 電源基板ですが、そのお話をよくお聞きしますので気になってまして、開けるたびに観察するのですが今のところ焼けこげたりはしていないようです。12VでAFアンプが動かなかった件、電流ではなくて電圧の問題だったんでしょうね。

from JF3LOP
>西村さん、どうです。外見は悪いけど、無改造のやつありまっせ。

うわぁぁ〜、悪魔のささやきだぁ〜。

悪魔のささやきから逃げる方法

やはり悪魔にはニンニクでしょう。(あれはドラキュラやったか)ここは日本やからヒイラギやろか(あれは鬼やがな)。
R-4Cという悪魔の弱点は、このぶろぐを見てくれないと誘惑出来ないことかな?即、お気に入りから削除しましょう。

もうすぐアンプもエンディング、何という絶妙なタイミング(^^) おまけに他ならぬ北村さんからのご提供…まさかお断りにはなりますまい(^皿^)

 山崎さん、基本は私的な備忘録…とはいうものの、ご訪問いただいている数少ない方々ですから、可能でしたら続行いただければ…(^^; お陰さまでR-4Cネタはもうしばらく続きそうですし。

from JA3GN
>即、お気に入りから削除しましょう。
from JI3KDH
>まさかお断りにはなりますまい(^皿^)

冷酷無残なお言葉、いやはや恐ろしい方々ばかり。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2009年2月 8日(日) 23:25に書いた記事です。

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