何やっとんねん


 ちょっと時間ができたので、あやしそうなコントロール部を見てみることにしました。

 重いので結構面倒です。


 この部分の


 階下のここがポイントなんですが、見る限りでは異常はなさそう。


 んん? 後付けでデジタルトランジスタらしきものがダイオードと共に。まぁメーカの仕業でしょう、図面にないのは気になりますがとりあえず無視。(写真が暗くてスミマセン)

 ここまで来て、やっぱし原点から順を追って行かんとなと思い直し、試しにキーイング端子にかかっている電圧を見てみたら…ない。短絡方向の電流を見ても、当然皆無。ありゃりゃ…ひょっとして…


 こないだ修理したとこに関係あったりして、と思ってそちらを眺めてみると…


 あっ!!!

 あーぁ。やったつもりが、最後の動作確認してなかったんですなぁ。何やっとんねん、ですわ。

 さらによく見たらもう一つ、しっかりはまりきってなかったコネクタもあって、ひどい話です。周囲を全部確認してから動作させてみたら、無事キーイングできるようになりました。ヤレヤレ、まーしかしこういう恥ずかしい失敗、多いねぇ<自分

 それでも、不思議なことにジャックにキーを接続していないときの挙動(送信状態にしても搬送波が出ない/しかしFULL BK-INにすると出る)は同じなんですよね。確認してないんですけど、これでは恐らくRTTYが出ないのも変化なしでしょう。うーん…まぁ以前の状態に戻った(=実害なし)ということで、ひとまず良しとしますが。


 今回気になったのは、さっきの追加のデジトラの他に、この部分もあります。

 ここはDigital Unitなんですが、D16が隣に接続されてますね。D17はちょっとした実験用の改造ポイント(必要ないので未実施)なんですが、D16は何なんでしょう? そしてこれは、一回外してまた付けたということかな?


 それともう一つ、ここはControl Unitの子基板を留めているビスなんですが、こんなとこワタクシも前のオーナさんも触ったことがありません。メーカさんだとしたら、ちゃんとしたビスに代えておいて欲しかったなぁ。といいながら、こちらの手持ちにないので仕方なくこの状態で復旧しましたが。

 と、今回の自分の失敗を棚に上げております(^^;;;

コメント(6)

サービスマニュアルによれば、DigitalUnitのD16というのは存在してないことになっています。いずれにしてもRTTYとは関係なさそうですが。

直って良かったです。
今つついているIC-731は壊れたまんまだし。

今日の試運転は如何でしたか? うまくいってたように聞えましたが。
ともかく復旧オメデトウございます。

とりあえず良かったですね。私も似たような失敗が多々あります。夜中の作業だったりすると、必ずやらかします。ダイオードの件は不明です。なんの隠し機能でしょうかねえ・・

デバイス系でなくてよかったですね。IC/LSIは外からみてもわからないですからね。

皆さん、恥ずかしいネタにもかかわらずコメントありがとうございます。

 出羽さん、まぁ直ったと言って良いのかどうか…(^^; そちらは苦戦していらっしゃいますねぇ。皆目見当がつきませんが、ワタクシなら以前のTS-780の時のようにユニットごと入れ替えてしまうかも。いや、もちろん故障箇所を発見し修理することに面白さがあるのは理解しておりますが。

 山崎さん、レポートありがとうございます。お陰さまで何とか息を吹き返したようです。それにしても、こそっとやってるつもりでも空振りの連続ではすぐばれてしまいますね。GMと打っていただいていたのは了解いたしておりました(^^)

 斉藤さん、重いこともあってなかなかそういう機会はないでしょうけれど、もし開けることがあれば一度見比べてみて下さい。ここの一連のダイオードは、「Extend frequency function」のためのものなんやそうです(手持ちの資料は小さい文字がかすれているので、見間違いの可能性もあり)。

 北村さん、お騒がせいたしております(^^;; 素人が眺めて分かりそうなのはせいぜいケミコンくらいでしょうか。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2009年10月30日(金) 23:45に書いた記事です。

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