ミーティング


 JF3DRI 西村さん宅で昨日開かれたミーティングに、いろいろな荷物と共に参加させていただきました。

 こういうのはあっという間に時間が過ぎてしまいますね。受信機の聞き比べもさることながら、135kHz帯送信機の不具合が見つかったのは収穫でした。いやいやお恥ずかしい…

 散らかすだけ散らかして帰ってきてしまいましたが、貴重な場をご提供いただきました西村さんには感謝です。また開催されるそうで…次回も楽しみにさせていただきます。

コメント(10)

ご来宅いただきまして、ありがとうございました。
クルマでお越しだったのでアルコールはNGでしたのので完全燃焼できず、少々物足りなかったんじゃないかな。けど、その分、ムセンの技術談義に話題が行ったのではないかと。
K3、触らせてもらい第一印象は「USAが作ったリグ」でした。フィルター切り替えの発想、日本人ならスイッチパチパチでしょうに。ソフトウェアーが良く出来ている・・・かな。

MTGの場としては、OKなんですが、シャックからの重い測定器の持ち込みは体力的に次回は厳しいかもわかりません。スペアナだけだったら何とかなるかな。

K3/R-4Cが並んでますね。SSGからスペアナまで揃って技術品評会でしょうか。
いかがでしたか? 皆さんの評価は・・・・・。

西村さん:段取りから片づけまで、さぞ大変だったことでしょう。本当にありがとうございました。ソフトについては確かにかなり練られていると思います。他の無線機と比較しても、かなりの頻度で更新されてきたようですから。今回は披露しませんでしたが、使い勝手の点でもかなりのものがあります。それにしても、あれだけの限られた時間で、よく体感なさいましたね。次の機会があれば、もっといろいろいじくってみて下さい。

 山崎さん:あくまでもSSGを接続しての感度競争だけですが、IC-760PRO≒R-4C>IC-756≫K3 というところでしたね。ひいき目に見て、R-4C≧IC-760PRO でしょうか。いずれにしましても、R-4Cの素晴らしさは体感いただけたようです(AGCのアタック/リリースの良さも体感いただけたかな)。これでより一層相場が上がるかも?ってそれはないか(^^;

IC-756とK3比較は50MHzでやったので、別次元となるかもわかりません。それと、正確にはIC-760PRO(IC-765)で、初代IC-760(IC-761)とは、回路構成がずいぶんと異なっています。
しかし、R-4C、素で-140dBmを検出できたのは驚きです。TS-820/R-820はやらなかったけどたぶん、NGでしょう。次は、微弱信号の隣にでかい信号をほぉりこんでどうなるか・・・ですな。

ようやく痛めた腰の痛みから解放されました。

それがですね、単なる感度競争だけなら昔の無線機(受信機)もそこそこ健闘するようなんです。( http://www.sherweng.com/table.html ) ただやっぱし二信号特性は大いに気になるところですね。別の信号源を用意したとして、簡単に合成するには適当なトロイダルでいけるのかな? 次回はぜひやりましょう。それから760PROでしたね、先のコメントを修正させていただきます。

 ともあれ、次回があったとしてもあまり無理なさらないで下さいね(^^;

2つの信号で受信機に入る前に歪みをおこしていないか、要確認ですね。こういうやつ
http://mpl.jp/zaiko/B06J_Z164.pdf
が入手できれば良いのですが・・・あ、SSG、もう1台必要だわさ。

シャーウッドの比較表は、良く目にしますが、測定系のブロック図、測定方法、使用した測定器名称(アジレントなんかローデなんか)の記載がないのが少し気になります。
深く入ると、リニア製作より酷いドロ沼となりそう。

そない本格的なものでなくても、我が家に13.56MHz用の4in1がありますから、それを利用すれば簡易的な比較は可能でしょうね。次回持参しますのでよろしくです。

 Sherwoodのリストはあくまでも参考資料に過ぎないでしょうけど、大幅に違うと各方面からクレームが必至でしょうから参考にするのは悪くないかなと思ってます。

 ちなみにご存じと思いますが、別の参考資料としてW8JI Tomのこちら( http://www.w8ji.com/receiver_tests.htm )もございますのでどうぞ。こちらは2kHzなんて超近接周波数での二信号特性もあり、興味深いところです。

50Ωでの2波合成ですが、簡易的にやるならy-padでどうでしょう?少し値は狂いますが、18Ωの抵抗3本でよかったはずです。
このy-pad、600Ωバランス回路のオーディオの2分配ではよく登場します。100Ωの抵抗6本で出来るわけですから、便利ですし。
ただ、3辺にぶら下がる負荷インピーダンスの既定値であること。加えた1辺から残りの2辺へ6dBダウンで流れ込む回路のため合成で使うのなら、ATTを通してアイソレーションを確保する工夫が必要です。(本来は分配であって合成は邪道なはずです)

結局のところ、SSB重視かCW重視かで、要求する仕様が全く異なり、回路構成から見直必要があると判断しました。主流となっているアップコンバージョンタイプだと、どうしても1st IFの周波数が高くなるので、狭帯域フィルターを入れることができず、特にCWの場合、すぐ上で呼んでいる局の信号が問題を引き起こすとの意ですね。で、回避するために、狭帯域クリスタルフィルターを作れる周波数にダウンコンバート(1.9や3.5ではアップになるかもしれないけど・・)し、電波の入り口に一番近いところで切ってしまうという考え。
K3、FT−DX5000、TS−590Sこれらは、受信機の原点回帰・・・いわゆる「コリンズタイプ」・・・してきた訳ですな。

Sherwoodのwebにあるプレゼンテーションをちょっとだけマジメに見てみました。
1.最近の無線機は3rd IMDが低くとも、もっと高次のIMD特性は悪い。
2.CWの立ち上がり特性により、CWの帯域幅が決定する。
3.無線機のAFアンプの歪み特性も影響する。
これらは興味深かったです。

じぇさん:リニアアンプの簡易的な電力合成に似たヤツですね? 今回の用途では耐電力なんて不要ですからいいかも知れませんね。次回のために製作をお願いいたします(^^)

 西村さん:そうですね。つい自分視点になってうっかりしていましたが、SSBでは2kHzまで近接した大入力という状況はあまりないかも知れません。(SSBといえばK3のノッチは素晴らしい効きです。あのあたりはさすがDSP機ですねぇ…他のDSP機と比較したわけではありませんが)

 いずれにしましても、次回の実験が楽しみです。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2010年5月16日(日) 21:45に書いた記事です。

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