JIDX-CW

 に2年ぶりに参加しました


 時季外れは承知の上なんですが、あわよくば・ひょっとして南半球とのチャンスがあればとの狙いもあっていつも通りのバンドで参加しました。結果から言うと南半球とのQSOはならず。僅かに土曜夜VK4が強く聞こえたんですが、JAバンド外・コンテスト外だったのでQSOできませんでした。

 以下は例によって時系列でのダラダラとした箇条書き。(z付きの時刻はUTC、それ以外の曜日などはすべてJST)

<土曜日準備編>
・朝から雨なこともあって、いつも通り全くやる気が出ない。脳裏を不参加がよぎりっぱなしだったが、せっかく休みを確保したのと雨が上がったのとで渋々腰を上げる。
・またまた忘れ物発覚。一つは受信アンテナの末端がほんの1mほど低くなるだけで大勢に影響のないものだが、もう一つの送受切替器はおおいに問題あり。運用直前にハンダごてを取り出したのは何年ぶり? 幸いコードを付けるタイプのRCAジャック(特価10個100円)を複数常備してたのとリレーをいくつか持ってたのとで、何とかリカバリーできた。しかもこれだとおまけとしてWinKeyのPTT出力をうまく増幅してくれることが判明してニッコリ。(ということは、送受切替器のPTT入力がおかしいってことかなぁ?) 結果オーライとは正にこのことで、当分リグ一台・アンテナは送受それぞれ決め打ちで一つずつなので今後は今までの切替器不要でいいなと認識。(ちなみにあとで片づけの時に、荷物の中に予備の切替器を見つけた…でも使わんでしょうな)

<土曜日夕方〜日曜早朝>
・冬場と違って08zでもまだまだ日が高いので1.8どころか3.5でも国内QSOしか聞こえない。で21を聞いてたら9M0LがなぜかJIDXをやってる! 熊谷さんでしょこれは…1.8のアンテナに内蔵チューナで無理矢理載せて呼んだ。一発で取ってもらえなかったのは、弱かったからか意外なバンドだったからか…(^^;
・09z半ば過ぎからCQ TESTを出す。その09z台はUA0、KH2の2QSO。
・10z半ば、P3に弱い線を発見。M/S参加と思われるKH0のCQ、早速レーダの御利益ありでニンマリ。
・その後もリニアアンプ始めシステム一式の耐久試験状態。DXコンテストでこれだけCQ出すのは初めてかも? 昔のヒマな国内コンテスト(関Vなど)を思い出しつつ。当時はシングルバンドで無線機・アンテナそれぞれ2セット(アンテナはそれ以上の時もあり)用意してCQの合間にバンド内を並列受信してたが、レーダのお陰でなんとラクになったものだ(今ごろ)。
・それにしてもVK/ZLはおろかW/VEすら皆目できない。13zになってようやくW7が一局だけ呼んできてくれて無事QSO。コンディション? アクティビティ? まぁJA側も常時CQ出してるのは去年の覇者お二人(H/Lそれぞれ)だけでしたから仕方ないのかも。いくら得点4倍とはいえ、1.8での1QSOより7〜21の4QSOの方がはるかにやりやすいですもんねぇ。10倍でも足りんかも。
・その後9M2から呼んでもらえたりもしたが、上述の通り夜間の南半球狙いは大外れのままEUタイムへ。
・足元が特に寒い。この時期にパッチや足温器が欲しくなるやなんて全く想定の範囲外、暖房器具なんかないのでジャンパを羽織り足元に毛布を巻き付けて続行。合間の温いコーヒーが格別(もちろんドリップね)。
・18zにUA-EUから呼ばれる。意外にちょっと早目かも?
・その後OHからも呼んでもらったあと、19z前 ..RK..3... と聞こえたのでRK3?と返して聞き直したら、IV3PRKだった! いやー、こんなカスカスなところを呼んでもらえたのは嬉しい。彼とのQSOは久しぶり。
・その後(このQSOを聞いてたと思しき)SV3RFDL8QSから嬉しいコールが続く。こんな時期にZone14ができるのはありがたい。これらのQSO、もちろんいずれも相手の設備に助けられてのことだが。
・20z半ばでEUタイムもおしまい、完徹したにも関わらずここまでで僅か28QSO。全くもって電気代の無駄(^^;;

<日曜昼間〜夕方>
・21zから寝たのに10時半には目が覚める。グダグダと寝る・食うを繰り返して過ごす。
・08z頃から他のバンドを聞いてみる。28でまたまた9M0LがJIDX参戦中、同じく冷やかすとなぜか59926と返ってきた。あれ、21では28って打ってたんやなかった? まーえぇか、どうせ関係ないバンドやしこっちで取り違えてても失格にゃならんやろ。

<日曜日没〜終了>
・昨日以上に電気代の無駄遣い。0QSOも覚悟してたくらい。
・10z半ばにBYの未交信局がCQ TESTを出しだしたのでQSO、この日のボウズ回避。
・その後もレーダを見ながら電気代の無駄遣いをするが全く呼ばれない。見かねたのか、初日早々にQSOしたRA0LLから GE GL TEST とエールをもらう(^^;;
・突然下の方で強い信号が複数見え、何じゃと聞きに行くもご本尊が全く聞こえない。ははーん、こりゃスプリットやなとあたりを探すと9M0LがQSBを伴いつつ聞こえる。しかしご本尊を見つけた時は火柱が結構な勢いで上がり始めていたのとコンテスト参加でないのとQSOのペースがかなり遅い(向こうの受信がしんどい?)のとで、数回冷やかしてヤンペしコンテスト続行。(何しろここは自分的にはNewではないので)
・今日はもうこのまま1QSOで終わりかと思ってた終了15分前、突然弱い線を発見。おっ、9M6YBGだ! ところがすわっと呼ぶも全くかすりもせず、やがて誰ともQSOしないままQSYしたのか消えていった。あぁもったいない!! (彼とは確かCQ160でもこんな感じやったような)
・終了3分前、W7からそこそこの強さで呼ばれる。その後終了1分前にもW6から呼ばれ、ギリギリ滑り込み。あ〜ぁ、これからやのになぁ。

<結果>
・31QSO 17c 14z で、レコード更新なんてとてもとてもの状態。でもまぁ楽しめた方だと感じた。
・できたゾーン: 3, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 23, 24, 25, 27, 28, 31
・できたカントリー:
AS : 9M2, BV, BY, HL, JT, UA-AS
EU : DL, ES, I, OH, SV, UA-EU
NA : W (6,7)
OC : DU, KH0, KH2, KH6
・聞こえてできなかったところ:VK, 1S (いずれもコンテスト外), 9M6

<おまけ、日曜夜から月曜朝>
・終了後、1811を流しながら就寝。意識のある範囲内では結局夜中に9M0Lは出てこず、19zに起床。
・ヒマなのでGCDXを冷やかしながら夜明けを迎える。
・20z、9M0Lが出てきた。呼んでる側がそう多くないようで、たまにJAに混じってUA4などもQSOしてるので冷やかして呼び、無事QSO。相変わらずテンポは遅いが夜中より幾分かは向こうの受信が楽そうな感じ? 時折CQ EUなどとやっていた模様。
・結局そのまんま夜明けも終了。

P3
・これ、かなりラク。今回のようなヒマなコンテストではもう手放し状態。線に現れない弱い信号があるかも、と時々バンドを耳で聞いたりしたが、その必要はない感じだった。
・おまけのGCDXではS&Pで使ったが、同様にただバンドを順番に聞くより効果的に呼べた。ただしコンディションが良くていっぱい聞こえてる状態だとあまり役に立たないかも。まぁ邪魔になることはないのでゲットして良かった、というのが今回の感想。
・上の写真は前回記事にした「Fixed-tune mode」の様子。自分には基本的にこちらの方が合っている。

 …というわけでして、いつも通り大した内容もない長文におつきあいいただきまして、ありがとうございました。

コメント(9)

お疲れ様です。
ええやつお使いですね。

ご苦労様でした。今年は世事に疲れたせいか全く参加する気が起きませんでした。

いつもなら冷やかしでも「80mに出てみるか」程度は考えるのですが・・・。

80mのバンザイあんてなチェックにWPX−CW(夏場に近いので参加者少ないですけど)に出てみるかもです。

レーダーのご利益はバンドチェック、パイル時のスプリットチェックぐらいでしょうね。

極めて弱い信号でもラインは出ますからダイヤルを回して探すのは卒業しました。ただ雑音が多いと効果半減です。

”極めて弱い信号でもラインは出ますから”
これ素晴しい機能ですね。これがあればダイヤルでぐるぐるは不必要ですね。
この機能、K3だけでしょうか?
YAESUやICOMでは無いような・・
ハイテク機は所有してませんので。

割り込みですみません。ラインは出ますが符号解析、内容表示はしてくれませんので結局は聴くことになります。
(ラインを→でクリックすれば、その周波数へジャンプしたと思いますから簡単です)ダイヤルぐるぐるは不要ですね。

しげたろうさま:何がいいって、使い勝手や聞こえ方もそうなんですが軽いのがいいんですわ。P3とあわせても10kgより遙かに軽いです。また機会があったら持参しますんで触ってみて下さい。

 山崎さん:不参加だったとのこと。了解です。いずれにしてもこの日程ではなかなかローバンドには厳しいですから、無理してまで参加することはなさそうですね。WPX-CWですか、自分としては全く視野に入ってないですが、良い結果が出ますことを祈っております。そしてP3ですが、いやホンマこれはもう手放せませんね。

 斉藤さん:ご存じの通り自分は(も)TRIO派なのでこの手のものとは全く無縁だったんですが、山崎さんからフォローいただいています通り、ただ単に見るだけでなくそれ以上の便利さもあり、よく考えられてるなと感じます。WaterFall画面が特にいいんですわ。

 P3はIF出力さえ取れればK3以外の受信機(無線機)でも使えるとあります。ただ周波数表示やカーソルを合わせて移動などはもちろんK3でないとできないでしょうね。機会があれば一度R-4Cで試してみます。設定を保存できますので、親機が変わってもすぐ対応できそうな感じです。

予想通りでてらっしゃいましたね。電気代はいかほどで?
このコンテストではサービスできませんので、それではとこちらもとりあえずCQ出してみましたが、RUNするほど根性のないCQに応答する局もあるわけが無く、TUNER故障でSWRの高い状態でRIG壊しては元も子もないのでさっさと退散しました。さてどこにログ出しましょか?

まぁ数千円も使うほど気合いが入ってるわけでもないんですが、ずーーっとCQ出しててこのQSO数ですからお分かりいただけるのでは(^^; はい、CQを出しておられるのをお聞きいたしておりました。いやいや今回の160で、CQ出して呼んでもらうのは並大抵ではないんやないでしょうか。あれだけ空振りし続けると心が折れて当たり前だと思います。

KENWOODから発表されたTS-990も写真から判断すると同じような機能がありそう。いずれにしても、K3もTS-990も当分買えませんので、当方は昔ながらのワッチ方法で頑張ります。

自分もTS-990とは無縁でしょうけど、どのようなものが登場するか楽しみですね。デュアルディスプレイなんだそうで、もちろんバンドスコープの機能もあるでしょうしそもそもどこまで聞こえるのか、です。

 昔ながらといえば、たまに出てくるSM-220/230/240もまだまだ高値で取り引きされてますね。一度触ってみたいなと思いながら縁がありません。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2012年4月16日(月) 21:44に書いた記事です。

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