国外逃亡

 という名の夏休みをいただいておりました。

 海と無線については別記事にさせていただくとして、さらっと雑感などなど。

・恒例の忘れ物
→海関係 : ダイコン子機(表示部…そんなに深く潜るわけではないのでさほど差し支えはありませんでしたが、何してるんでしょうねぇ)
→無線関係 : ヘッドホン(…現地で安物を調達しましたが聞きにくくて不便でした)、WinKey(…例によってすべて手打ちとなりました)、ニッパ(…爪切りで代用、でもやっぱりあった方が作業がはかどります)

・空路…今年はとうとう関空からの直行便がなくなったので、初めて乗り継ぎを体験。成田も考えましたが、やっぱり荷物のことを考えると同じ航空会社の方がいいかなとUNITEDでグアム経由にしました。10年ほど前、JALが撤退したあとに一度だけNorthWest(関空からの直行便)を利用して以来のあちらの飛行機でしたが、覚悟していたようなぶっきらぼうさや不便さなどは全くなく、大変快適なものでしたので次回以降もこれで。いやもちろん直行便が復活して欲しいんですが。右の写真はグアム〜サイパン間の機体、さっと数えてみたら座席数44の小さいものでした。こういうのもなかなか味があっていいものです。

・乗り継ぎ…行きはグアムで入国審査のあと、一番最初の入り口に戻って保安検査から通り直す必要があったのに対して、帰りはサイパンでパスポートチェックと保安検査を済ませただけで、グアムでは降りたその足でそのまま次の搭乗ゲートへ向かって良いと言われました。最初分からず出口付近へ行ったら保安検査の出口側へ行き着いてしまい、そこで制服を着たごっついお兄さんに尋ねてみて判明。無線機を機内持ち込みしますので、保安検査は少ない方が助かります(その都度ズボンもずり下がってくるし)。普通の人には当たり前のことなんでしょうけど、パスポートに出国印を押してもらわなかったのも初めて。

・入国審査…去年家内がぼそっと『あっちの列短くて早そう』と言っていたのを思い出し、事前にESTA申請してあったんですが、お陰でだいぶ時間短縮できました。(実際は途中で『乗り継ぎの方〜』と呼ばれましたんで往路はどっちでも良かったかもですが、復路でも知らないうちに恩恵を受けていた模様?)

・ちょっとした失敗…事情があって島では数年前からほとんどニコニコ現金払いなんですが、なぜか今年は最終日になって『引き出し限度額を超えているためお取り扱いできません』の画面が…なんでやねん! そんな設定した覚えないけど…夕食をカード払いにしてしのぎましたが、忘れないうちに限度額(たぶん日額)とやらを確認しておこう。(8/26追記 : 倍に設定変更しておきました)

WaveJungle…毎回必ず行くんですが、今年はなぜか水の汚さが気になって仕方がありませんでした。透明度2mといえば分かってもらえるかな? 子供たちはスライダーにハマって行きまくってましたが、次回以降となると考えてしまうレベルです。宿のプールがきれいなだけに、よけい気になって…ただ、スライダー下にいたChocolateという名のライフガードのお兄さん、子供が好きなんでしょうか、大変楽しんで仕事していらっしゃったのがかなり良かったです。送迎バスのお兄さんも総じて愛想いいですし、惜しむらくは水の汚れなんですよねぇ…あっ、あと通称『温泉プール』が閉鎖されてたのも残念なポイント! 今回はいい天気だから良かったですが、寒いときはここが助かってたんです。

・ネット環境…宿にあると聞いてたんで今回初めてつないでみた(前回はこちらの設定ミスで接続できず)んですが、結論からいうとユーザが多すぎて相当厳しいものがありました。第一関門として、まずDHCPサーバからIPアドレスをなかなか受け取れません。ちらっと見えたかけらを手がかりに強制的に手打ちして(何度か変えながら)ようやくIPアドレスをゲットする始末。いくら本館は除外といっても、あの客室数でクラスC(192.168.〜)はなんぼなんでもあかんのとちゃうかなあ。でも、苦労してIPアドレスゲットしたあともなかなかデータが流れてこない。ひょっとしたらネットが細いから、まずそこ(IPアドレス発給)で制限してるんかも知れません。こんなとこまで来て仕事すな、ってことか?(^^;; (仕事といえば電話も結構かかってきました。黙って休んでますんで、、、)

・星条旗の星が一つ増える…これ、どうもホントらしいです。ソースを見つけられませんでしたというと、まだなかなか表には出てきていないでしょうとのことでした。いずれにしてもこの数年以内だと思うんですが、さてどうでしょうか。

・歯間ブラシ…前回全く見つけられなかったんですが、今回は普通に各種並べられてました。前回は何かの偶然?

・信号機…各所のものが新しくなってました。歩行者用信号機は赤になるまでのカウントダウンがついていて、もちろんLED式。そしてやっぱり、一番たくさん来島しているあちらの方々は信号無視とどこでも喫煙+でかい声+そこらじゅうにゴミを投げ捨て、そうでない方もいらっしゃるんでしょうけど相変わらずですね。ちなみにどこでも喫煙は、隣国のあの方々も。

 他にもまた何か思い出したら追記するかも知れませんが、とりあえず。

コメント(8)

乗り換えはボンバルディアですね。
かつて、プロペラ横の座席についたことがあります。
プロペラを見ていると、ピッチが変化するのを観察
することができました。

 無線活動については事前に聞いていませんでした
ので、watchはせず。

あぁ、これが(一時期話題になった)ボンバルディアでしたか!! 今回(も、いつもの通り)往復とも窓側を息子たちに占領されたのと、夜間だったのとでそのような観察はできませんでした。また次の機会に:)

 さすがにKH0なんてJAでの需要は皆無でしょうから、どこにも書きませんでした。空振ってヒマなときにちらっとtweetしたりしましたが…おかげさまで細々とですが、前回とほぼ同程度にEU方面で遊ばせていただきました。(でももう次回以降は、無線はなしでいいかなと思ったり)

残念ながらこの機体はボンバルディアではなく、フランス製(イタリアと共同)のATR−42−300という機体です。
ボンバルディアとよく似ているのですが、ランディングギアの位置が、ボンバルディアは主翼搭載に対して、胴体に搭載されているのです。
プロペラ機ではありますが、結構最新の電子制御されているものですよ〜

おっと本職からの貴重なツッコミ、ありがとうございます。なるほど足(脚)の位置が違いますね。それにしても、見かけからは最新の…とは思えませんでした(^^; エンジン始動は一台ずつ(先に左側、始動完了後に右側)だったんですが、そのたんびに室内灯はじめ電源の電圧がかなり下がるようで、始動系とその他とで分けてないの?とビックリしたくらいでして。(その点は、ちょっと考えてみれば当たり前のことなんですけどね)

 扉がスムースに開くと、それが即タラップになるのが面白かったです。(写真はたまたまスロープがありますが、これはこの時だけでした)

通常、大型の航空機は飛行用の推進エンジンとは別にAPUという発電用のエンジンを搭載しています。 このようなプロペラ機にはそういうものがなく、外部電源を接続(場合によっては電源車が横にいてる)してエンジンの始動を行います。 もちろんバッテリーでの始動も可能ではありますが、当然バッテリーの負荷も大きい事から、できるだけAPUもしくは外部電源での始動を行います。 多分途中で一度電源が落ちるみたいな事がありますが、あれが推進用エンジンでの発電に切り替わる瞬間です。 カッターアウトもしくはカットアウトなんて事をパイロットは言いますね。 一台ずつ始動するのはもちろん発電の負荷を押さえるためで、必ずしも左側からのスタートではないようです。4発や3発のエンジンでは、一番から行きますとか、4番から行きますって言うくらいですから。

興味深いコメント、感謝いたします。

 不勉強丸出しですが、発電用のエンジンって初耳です。船舶のことはある程度知ってるんですが、さて航空機のはどこについてるんかな…

http://ja.wikipedia.org/wiki/補助動力装置

https://www.jal.co.jp/entertainment/knowledge/agora59.html

話題はそれますが、こちら(RAT)も面白い

https://www.ana.co.jp/share/boeing787info/popup02.html

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1013066990

 いやいや、知らないことばっかりで面白いです。

 上の写真では見にくいですが、室内に空気(冷風?)を送り込むダクトが接続されているのは現場で気づきました。それを見て、恐らく電力も供給を受けているんだろうなと想像はしてましたが、始動用のそれまで受けているとは気づきませんでした。電源切り替えについては(職業柄Hi)目ざとい方だと自負してるんですが、今回の往復ではそのタイミングもちょっと気がつきませんでした。それよりももっといろんなことに興味津々でキョロキョロしてたからかも(^^;

 始動順序については、ネット上ではタラップのない側から…なんてな記述も見かけたんですが、今回の往復ではタラップのある左側からでした。まぁ特に規定もないんでしょうね。あ、関係ないけど今回のこの小型機は、往復とも女性の機長でした。

 ところでセスナなどの小型レシプロ機では、飛行中にエンジン停止→再起動の実地検査があると聞きました。これらのジェット機(ターボプロップ含む)もそういうのあるんでしょうか。あるとしたら、再起動まで時間かかるでしょうし、(実際の事故の時は停止原因にもよりますが再起動するかどうかも含め)ちょっと気持ち悪いですね…

ありますよ、ジェット機でも耐空検査で、エンジン停止、再始動っていうのがあります。

小型機では新規登録の時しかなかったような気がしますが。 まあ一応小型機はエンジン停止でも滑空で降りれる...はずなんですけどもね。

全エンジン停止って事はまずはないですが、最近では小型機、とりわけヘリコプターでも、報道や警察、もちろん海上保安庁でも2基のエンジンを搭載するよう指導がきています。 特に洋上飛行の場合は、そうしないといけません。

航空機は、整備基準も大変厳しく、実際旅客機って、本当に気がついたらほとんど部品は交換して新品みたいなって事が多いのです。
事故が少ないのもやはりこの理由ですよね、航空機事故での死亡より自動車事故の方が多い、まして年間の世界での航空機事故の死亡者より、日本一国の自殺者のほうが多いってのは.....
それくらい安全な乗り物ではありますが、ひとつ事故が起きたときの悲惨さがあまりにもすごいので、飛行機は怖いってなるのかなーとは思いますが....

いやー面白いですねぇ、重ねてありがとうございます。

 ジェットエンジンの再始動実地試験、嫌やなー…まぁ僕らが丘で(陸で)扱ってるものと違って燃焼部が複数あるから大丈夫、ってのは理屈では分かってるんですが。

 それと、小型機は滑空で降りられるというのは驚きです。ヘリは構造的に大丈夫ってのは知ってました(ヘリ操縦士の試験で必須なんだそうですね)が、小型機といえど油圧がなくなってしまうとあかんのとちゃうかなと想像してましたんで。もしかして車のサイドブレーキみたいに、油圧に頼らない機械仕掛けの可変機構があるとか?

 そういえば、確かyoutubeで最寄りの川原に緊急着陸ってのがあったなぁ…

http://www.youtube.com/watch?v=ln1GPHVTK8A

いや、これと違ったような。検索が下手で見つけられませんでしたが、とっさの判断でってのがあって、すごいなーと思いました。

 洋上航行はETOPSですね!

http://ja.wikipedia.org/wiki/ETOPS/LROPS

これをPeachあたりが取得して、サイパン直行便を飛ばしてくれたら需要は絶対あるのになと思うんですけど、パイロットの絶対数が足りてないとかいう状況ではとてもとても、なんでしょうねぇ。残念。とにかく直行便がないと不便でいけません。

 航空機事故の被害者数と自殺者数との比較はちょっと違和感ありますが、自動車事故での被害者数との比較で仰せの趣旨は分かります。ただド素人の心情としては、船舶の事故と比較してしまいますよねぇ。船舶なら、何かあっても救命胴衣があればとりあえず即…という事態は避けられますもんね。でもまぁ実際のところ、飛行機でしか行けないところばっかりなんで、高所拒絶症といっても受け入れざるを得ないところではありますが。

 あと少し話はそれますが、今回のこの小型機、いざという時はシートを引っぺがして抱きかかえろ(これをフロートとして利用)というのが面白いなと思いました。子供たちにも機内でその説明をしたんですが、家内は全然気づいてなかったらしくて…おいおい頼むで、の世界(^^;;

コメントする

この記事について

このページは、ji3kdhが2014年8月26日(火) 16:00に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「勘弁して下さいよ!!」です。

次の記事は「KH0/W5SEA」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。