TS-520X 1の5


 変わらずボチボチ遊ばせていただいてます(こちらの続き)。

 写真は本機種で有名な、ソケットが使われているトランジスタ。全体的な感度upのために、昔まとめ入手してあった3SK60というものをフロントエンドの3SK35の代わりに差してみました(写真では一番右のもの)。そこそこいい感じなのでこのまま調整を進めますが、オーナ様のお好みでいつでも戻せるのがまたソケット利用の強みですね。


 その調整ですが、基本的に取扱説明書に載ってる方法で進めました。ただ、なぜか28MHz帯のドライブコイルのコアが回せません。よく見てみたら割れてる!


 さすがにドンピシャなものの手持ちはないので、少し細いものを入れておきました。無事ピークは出るんですが、残念ながら取扱説明書の方法(SG OFF)ではALCが触れないので、若干材質などに問題があるかも知れません。

 さて、これだけのために中古基板を入手するかどうか、ちょっと考え中…


 あとは、最初から気になってたこちら。バラバラになりそうなのを適当なワイヤで丸めてごまかしてたんですが、デスクから移動させるたびに「これではいかんなぁ」


 意を決してやり直すことに。裁縫なんて何十年ぶり?(^^;

 家内が持ってるものでは糸も針も細すぎるので、近所で探してきました。『そんなことまですんの?』と言われつつ…


 強度はどうか分かりませんが、とりあえずばらけないようにはなりました(^^;


 そしてこちらは、その留め金具。


 最初は手で磨いてた(もちろんピカール利用)んですが、らちがあかないので


 飛び道具採用!

 写真はヤラセでして、実際はこのあとフェルトはピカールで黒くなります。


 もちろん腐食もあるので完璧にはなりませんが、


 まあまあ良いのではないでしょうか。

 さて、あのコアどうしよう。オーナ様、ご覧になってたらメール下さいm(_ _)m ←その必要はなくなりました。

コメント(5)

針仕事まで飛び出すとはびっくりです。というか申し訳ないですが、噴き出してしまいました。SRI
飛び道具はいいですね、ベンチャー磨きに頂きます。
さきっぽの丸いのを仕入れないといけませんが。

4本脚のデュアルゲートFETは当時としては超貴重品だったようですね、それかショッチュウ壊れてたとか。うちのジャンク箱にも何個かあったと思いますが、一個数百円で買ったように記憶してます。

いえいえ、苦笑も含めてお笑いいただけたなら本望ですので(^^) それにしても小学校か中学校でちょろっと習った以来でして、特に何も調べなかったんですが…ちゃんと覚えてましたよ、本返し縫い! 当時は縫い終わりの始末がうまくいかなかった記憶があるんですが、今回は何とかなったかなという感じ。でもあんまり近くで見れるものではないですが。

 飛び道具、元々は別件で使うつもりでしたので、そういう形状のがあるかは覚えてないです。ベンチャーでしたら全部バラバラにすれば磨きやすいかも。っというか、メッキタイプをお使いだったんですね!

 これ、なんでここだけソケットなんでしょうね。高価だったかもですが、それよりも壊れやすかったというのがありそうですね。他の二つも差し替えてみたものの、ほとんど差がないように感じられましたので元に戻したんですが、その際各端子が接触不良気味でしたので、何度か抜き差しして解消しておきました。年代ですねぇ〜

「本返し縫い」検索してしまいましたがな!! 分かりました。そんなん学校で習ったかなー?

ベンチャーは3つありまして、メッキタイプのBY1とJY1あと一つは黒のつや消しです。バラバラにしてピカール磨いたことはあるんですが、手では限界がありました。

はじめまして
TL-922で検索していて、こちらに来ました。
TS-520ネタではありませんが、片づけをしていたら、TL-922の発売当時のカタログが出てきました。
ごみで捨ててしまうのは、どうかと思いまして、だれか
もらってもらえるかとWEB検索をしました。
TRIOパネルのTRIO-KENWOOD銘板写真が載っています。
必要でしたら送付しますがいかがでしょうか?
ちなみに私はTL-922を所持していませんHi

大前さん : 昔からたいがいのことは忘れるんですが、『ミシンで縫ったみたいな縫い目にする方法』ってことで記憶に残ってました。それとともに当時は半返し縫いの目的が全く分からず…さっき検索してみてやっと理解できたりして(^^;

 それとベンチャー、3台も持ってはったんですね! これは失礼いたしました。うーん…僕も一つ欲しくなってきました。ぼろいのが出てたらちょっかいでも出してみようかな。

 きみしまさん : はじめまして、ようこそおいで下さいました! なんやかんやで922はどちらかというと素人でもまだ手入れをして遊べるアンプなので、細々と楽しませていただいてます。

 そうなのですか! ご案内ありがとうございます。もしお捨てになるようでしたら、ぜひお願いします。差し支えなければ ji3kdh あっと 2333 どっと net までメールいただけますか?

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この記事について

このページは、ji3kdhが2015年10月20日(火) 22:15に書いた記事です。

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