シグナルインジェクタ製作

 れこそ今さらで、自作カテゴリに入れるのもはばかられるぐらいなんですが…ある機械の修理のために作ってみました。

 前から欲しかった方眼ノートをやっとゲットしたので、まずは簡単な回路でそれを試しに使ってみたかった、というのもあります。ホントは3mmぐらいのものが良かったんですが、ノート状になってるのは5mmからしかないようで。え、百均なんかで探すのが間違い?(^^;


 肝心の製作物ですが、回路はネットで見つけたこちらをありがたく丸パクリ。
 真空管機で使う予定は今のところないものの、どうせならと出力側の直流カットはいつもの1.25kVもので。また抵抗については、手持ちで見つけたテキトーなもの(120kΩと12kΩ)で代用。そして、たまにしか使わないのでケースどころか電源スイッチすら省略。ケース代わりに保管も兼ねた小さいチャック袋に入れ、スイッチを省いた点については使うときだけ電池を入れるという運用で。

 回路そのものは、似たようなのを昔々電子ブロックで組んでみたことがあるはずなんですが、動かしてみて具体的にどうだったかなんて記憶が全くありません。ちょろっと使ってみましたが、なかなか面白いですね。まぁとにかく手軽でいいです(ここでも今さら感が…)。

・いきなり組んだので、リンク先に書かれているようなパスコンの効用については未確認
・消費電流0.15mA
・TS-590のアンテナ端子に入れてチェックしてみたところ、14MHzでは使えるが18MHzになると信号が確認できない…つまりFMラジオの周波数帯では使えない
・CWよりAMモードの方が使いやすい

 何に使ったかについては、またいずれ

 12/22追記 : 今回リンクさせていただいた方のサイト、面白く読ませていただいてます。いろいろあるんですが、たとえばこちら


 12/28追記 : 出力に入れたコンデンサがさすがにデカすぎて邪魔なので、ある不要基板から外した1kVものに交換しました。考えてみたら、そもそもICピッチのプリント基板にどれほどの耐電圧が期待できるのかって話でして…基板だけでなく配線なんかもそのあたり全く考慮してないこともあり、単に気休め程度ってことになりますので。

コメント(5)

同軸ケーブル直接接続は,ビンゴ!で参考にしています.144と430MHzでも大丈夫でした.^^V

5mm方眼のノート、ボクも百均で仕入れてます。
何かと便利に使わせて頂いてます、フリーハンドで描いてもそこそこ見れる絵がかけるんで。

澄川さん : ポリエチレンの袋を細く切って、引っ張りながら巻き付けるというのが面白いですよね。僕ならそこまでの発想に至らず、芯線を剥いたときに出る端材をどうにかしてあてがう、ぐらいですんで(^^;

 大前さん : 実はずいぶん前から、大前さんが方眼紙にお描きになってるのを拝見し、いつかは僕もと思ってたんです。ただ、さすがに万年筆でというところまではとても真似できません。闇雲に考えながらでして、しょっちゅう消しては書き直してをやってますから…

方眼紙、A4サイズ用紙にプリントできるように作ってます。
https://drive.google.com/open?id=19IIbCiexz6ZL1tRrrH-sNSNxf8rJSAxB
イラレで黒線を引いて透明度を変えててな処理。
レーザープリンタでプリント。
インクジェット・プリンタだと使いにくいか。

おぉ、これは素晴らしい。幸い我が家はモノクロですがレーザプリンタなので、ありがたく試させていただきます。

 …とここまで書いてふと、そういえば下間さん前に記事にしていらっしゃったような? で検索させていただいて見つけました。

http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-ed3e.html

 記事中のリンク先( http://houganshi.net/houganshi_solid.php )で自由に設定できることが分かり(今ごろ)、試しに欲しかった2.54mmで作って打ち出してみました。なるほどこれは面白い! でも「実物大なので感覚としてつかみやすい」とはいうものの、さすがに2.54mmでは書き込みにくくて使いづらそう、ということが分かりました(^^; 機会を見ていろいろ試してみます。ありがとうございました。

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このページは、ji3kdhが2019年12月22日(日) 11:10に書いた記事です。

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