LUXKIT A10


 れたスイッチを交換して以来時々使ってた、写真のテーブルタップ。近ごろコンセント部分で接触不良のような症状が出だしたので、見てみることに。


 配線が外れるようなことはないだろうと思いつつ、確認のためフタを開けましたが…相変わらず頼りない作りなものの不具合はない模様。


 ということは、やっぱりこのあたりかな…この構造では仕方ないのかも知れません。

 根本的に修理するとなると大改造(ガッツリ撤去して新たにコンセントを並べる)になりそうなので、それはまた今後のお題とし


 たまたま(?)見かけた『状態未確認』という標題のものをゲットできたので、これを修理することに。


 ほほぅ、電圧でONさせるってことですな。

 さすがにいきなり通電は怖いので、フタを開けてテスタなどでチェック。


 片方のスイッチが効いてないので分解してみたら…あらら樹脂(の突起)が欠けてる。これはさすがに直せませんねぇ


 すべてのコンセントがこのリレーを通ってるんですが、接点が荒れ気味なのは想定内としても…え、わざわざ半波整流して直流リレーを動かしてる? うーん、ドシロートには全くもって意味不明。恐らくはノイズ対策なんでしょうけれど、コンデンサやダイオードがパンクしたときのための小さなヒューズまで装備して、果たしてどれほどの意味があるのやら。


 さらに見つけたのが、こちら。見事なテンプラ…これは怖いですねぇ。この状態で永らくお使いになっていたのかな。

 あれやこれやで、箱とコンセント以外ごっそり全撤去してしまうことにします。


 外部からの通電云々機能も不要なので撤去、開いた穴は端材でフタを。


 代わりのスイッチが物理的に使えるか、位置合わせ中。うん、穴を少し大きくするだけで何とかいけそう。

 ちなみにこれ、以前日本橋で格安でゲットしてあったもの。30Aまで使えて一個100円!!


 途中を省略し、このように配線。
 ちなみにこのスイッチ、ビスなしで売られてたんですが「どうせM4やろ」との店頭での思惑とは裏腹に、M4ではガバガバ。M5は全く入らないしといろいろあてがって分かったのが、なんとユニファイの8番! (UNC#8) 手持ちにあった(しかもニッケルメッキ品)から良かったようなものの、これ知らずに買って困る人結構いたかも。
 なお圧着端子はM4用のものが使えます。


 9/27追記 : 図面によれば M4.5 が正解なんだそうで…そんなサイズ、存在すら知りませんでした(^^; 機会を見てゲットしておこう。


 そして、ところどころの極間に入れられてたコンデンサをすべて撤去し、大元にでんとノイズフィルタを入れてみました。
 もちろんアース端子が片側にしかないタイプのもの。


 あとは、プラグにいつも通りのおまじないをして


 完成。

 せっかくノイズフィルタまで入れてガッチリ作ったので、今まで無線機用電源の元に入れてたIKEAのテーブルタップの代わりに使うことにして、そのIKEAのを仮使いに回すようにしましょう。


 汚れは取れますが、このあたりの錆は…仕方ありませんねぇ

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この記事について

このページは、ji3kdhが2020年9月26日(土) 21:10に書いた記事です。

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