ATU-100というオートアンテナチューナ・キット 1の1


 さくて安くて面白そうなキットをネット上で見かけ、入手してあったのが2年前
 (余談:当時送料込み36USDだったんですが、いま見てみたら49.99USDと出るようです。円安のためか物資不足の影響か、その両方かな)

 で、そろそろ取りかかるかなと写真の状態からやり始めたのが去年のお正月休み(^^;


 ありがたく参考にさせていただいたのは松浦さんとこのこちらのページ


 いろんなバージョンがあるんでしょう、入手したものは表面実装パーツがすでに載ってましたんで、コイルを指定通り巻いて大きい部品とともに載せるのというのが主な作業に。


 狭いのでコイルの巻き方にちょっと注意が必要(巻き方向とか下部に巻かないとか)ですが、ここまで大した問題もなく完了。


 仮に通電してみたら、それなりに動きそうな雰囲気。


 そのまましばらく放置し、ケースをどうするか取り組み再開したのは去年の4月。
 どうせタッパか何かに入れて給電部で(遠隔の状態で)使うつもりですので、たいそうな外装は必要ありません。
 でも一応金属のケースに入れる方がいいかな、とあたりを見回し発見したのが、使わなくなったDVDドライブ。


 早速中身を全部撤去して基板などを固定。
 せっかくですから同軸ケーブルで受電できるよう、今まで同様な受け側も仕込んでおきます。


 そんなわけで見えないところに置くので普段は全く必要ないんですが、一応チェック用に表示部も。

 この状態で仮に使ってみたら、どうも動作が安定しない。今となってははっきり覚えてないんですが、たしか動いたり動かなかったりとかだったような。

 こんなものなのかなと思いながら…またまた放置。


 で、次に取りかかったのはそれから一年以上経った今年の5月。

 本題から逸れますが電源供給側、今までのもので全く問題ないものの、自宅でつなぎっぱなしにしておきたいのでもう一つ作りました。
 自宅用なので電源ラインのヒューズは省略。


 で本題。
 どうせ遠隔なのでとスイッチ関係はすべて省略したんですが、どうもそれがまずそうに思えたんで、写真のように
・バイパスボタンを無効化するために(必要なさそうですが)プルアップ
・常にオートモードにしておきたいのでプルダウン
として動かしてみたところ、オートボタン(のポート)を常に落としておくのは良くないような感じ。なのでプルダウンのみ撤去し改めて試してみたら、なかなかいい感じに動き出しました。

 この状態で時たま使ってたんですが、10Wでチューン完了後100Wで送信したらまたチューンを取り直そうとし出す、なんてな動きが散見されましたので、これはあかんわとまたまた放置することに。

 ダラダラと、1の2に続きます。

コメント(2)

こ...コイルを自作しろと...?
中国もなかなかやるな...

 量産品なら機械にやらせればわけもないんですが、こんな少量品の場合手巻きになりますから、製品としてはしんどいでしょうね。部品だけ入れておいて「そっちでやって」がお互いのためかなと。
 なんせこっちは100%趣味でコイルを巻いてますので(^^;

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この記事について

このページは、ji3kdhが2022年9月11日(日) 11:45に書いた記事です。

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