いつ・どういういきさつでやってきたのか全く思い出せないんですが、ずいぶん前から我が家の押し入れにあったこちらの無線機を触ってみることにします。
とりあえず電流制限して通電してみたら、普通に受信しているようですが残念ながら照明が切れてますね。
いつも参考にさせていただいてる方のこちらを拝見しますと470Ωを入れるとあります。なるほどいつもの14Vと違って少し電圧が低い(図面には7.9Vと記載あり)からなんですね。
でも手持ちの中で小さい形状のはこれしかないし多少暗くてもいいか、といつも通りの1kΩで。あ、この撮影のあとちゃんと厚みを減らす方向に成型しなおしました。
なおLEDはこの時と同じ10000mcdのオレンジのものを採用し、拡散させたいので頭と横をヤスリで削りました。
そして、ここを開けたついでですから、干上がったバックアップ電池も交換しておきます。
最初はこうやってみたんですが
厚みのせいで基板を正規の位置に取り付けられなかったんで、これまた先の記事を真似させていただいて大人しく別位置に。
ところでこの固体は自分のなので、細かいところでチョィチョィ手抜きしてます(^^;
全部元に戻して通電してみたところ、思ってた以上にいい感じになったと自画自賛状態。
バックアップ電池もちゃんと機能しているようです。
交換部品一式、たったこれだけ。
本来なら各部を再調整してみればいいんでしょうけど、とりあえず送受信ともしているみたいなので現状このままで→って結局また押し入れの肥やしになるんでしょうけど。
昔々のは豆電球が使われていたのですね。
時代を感じます。
この時代はそろそろ赤や緑のLEDをバックライト(サイドライト)に使い始めた、それも15×30mm程度の小さい液晶表示に、という感じでした。さすがに今のようなまぶしいものとは全く無縁、黄色いものもありましたがさらに暗かった、そんな時代です(^^;
ムギ球は味があっていいんですが、やがて切れるのと発熱するというのが今となっては大きなデメリットですね。特に発熱については、その自己発熱で周囲の樹脂を溶かしてしまうなんて明らかな設計不良と思われる事象まで発生してます。
切れる点についても、今回のようにややこしいところについてると交換が面倒ってのがあります。交換することまで考えられてなかったんでしょうけど。
青が発明されて以降のLEDってすごいですね。今さらですが。