TS-50 1の8


 文してあった『SO-2コンパチのTCXO』が届きましたので、組み込んでみることにします。


 何しろ送料込みで2100円ちょっとなんですから、試さない手はないでしょう。で、届いた現物を眺めながらふと…「これ、compatibleってことやけど、どうよ?」っとなりまして。


 案の定、前回同様ピン配置には注意が必要でした。いや、そうやろなとは思うてましたけど、ほなコンパチって何なのよ? って話ですよねぇ。あくまでも電気的なってことなんでしょうか。まぁいいんですけど。


 ごちゃごちゃ文句言うてても仕方ないんで、サクッと下駄を履かせ


 収まるところに収まりました。

 早速通電してみましたところ、受信してる限りでは不具合はなさそうでヤレヤレ。今回のこれって一応0.1ppmなんだそうですが、それはそれとして元々の水晶発振よりはいいだろうってことで、前回のようなデータ採りとか送信テストなんかは、今回ガッツリ割愛!


 開けたついでに、液晶のバックライト用LEDが白っぽいのを改善してみようとトライ。

 写真は上が本機の現状、下は純正のムギ球点灯状況。


 某ークションでゲットした『高輝度オレンジ』に替えてみたところ…色合いはベストなんですが、あまりにも暗くていけません。これで設定の照度MAXなんですが、さすがにこれはないですよねぇ。


 こういうのはやっぱり現物を見てからの方がいいのかなと、時間をやりくりしてゲリラ的に日本橋で二種類をゲット。

 写真はいずれもオレンジってことでゲットしたもので、左から今回暗すぎてボツの4000-5000mcdというもの。真ん中はK店でバラ購入した8000mcdというもので、右はS店で100本入りを購入した10000mcd。

 同じオレンジとは言うものの、左に比べたら真ん中は黄色く右は赤っぽい。どうしようかなと考えたんですが黄色より赤の方がいいかなと、今回は右のものを選択することに。


 この状態にすれば張り替え可能なのでさほど手間ではないのですが、さてこれ何回目かな(^^; ちなみにLEDは、装着前に簡易的に頭を削って拡散化してあります。


 若干赤が強くてTS-590みたいな感じになりましたが、結構明るいですしまあいい感じではないでしょうか(写真は下から2段階目の一番暗い照度設定)。

 我が家のTS-50については、とりあえずこれで手入れ完了かな。

コメント(17)

オオッ,それは安いですね.こちらも考えようかな.
でも,TS-50よりTS-690へ入替えた方がトータルバランスは良いと思うのは,私だけですかね.Hi

いやー、そうなんですがすでにあのTCXOが載ってますから、とりあえずいいかなというのと、我が家では実際TS-690の出番がほとんどないというのがあって、今回はTS-50にとなりました。何らかの不具合が出れば載せ替えようかとなるんですが、今のところ何の不満もありませんので。

 我が家のメイン機であるTS-830が除籍となる頃に、改めて考えることにします(^^)

TS-50に入れ込んでますね。1.9もコレですか?


ところで・・・もしかしてTS-590S入手しましたか?

どうもです! これ僕的にはあくまでも旅行カバンに入れて、ってためのものでして、これでトップバンドを真剣にやるのはさすがに厳しそうな感じです。

 …で、えーっと、、、あとはなんのお話でしたっけ? (^^;;;

小型で旅行カバンに入るのは良いですよね。私も沖縄に行く時に817とSHORAIのバッテリー、第一電波のRHM10を持参しました。手軽で良かったです。

で、あとの話・・・ やっぱりそうでしたか(^^;

実際に使えるかどうかはまだ?なんですが、まあダメならダメでいいかなと。

 あとのお話は…白状しますと先日電子申請したところでして、無事免許されれば晴れて記事にしてみたいと思います。いろんな意味で今さら、なんですけど。

HLP!
これと同じTS-50をもらったのですが、バックライト切れとSメーターの振り切れ、スピーカーから音が出ない、送信できないことで悩んでいます。
高周波はわからないので、とりあえず自分にわかることがありましたら教えてください...

(ちなみにバックライトは2直が2パラと分かったのですが、そこに来る電圧が不明のため修正不可です...)

 今となっては古さが否めませんが、コンパクトでいいですよねTS-50。

 このモデル(TS-50とTS-60)に共通する問題に、電解コンデンサの液漏れによる故障が挙げられます。他にもあるかも知れませんが、ご提示いただきました症状のほとんどの原因がこれの可能性が高いです(バックライトの不具合も含む)。
 ですのでまずは電解コンデンサの全交換、これが必須だとお考えいただいて間違いないです。そして交換だけで済めばまだいいんですが、漏れた電解液によるプリントパターンの腐食があるとさらに面倒です。
https://ameblo.jp/osamu-1961/theme-10109321133.html
https://www.1508.jp/~ji3kdh/weblog/archives/2019/02/ts-50_13.html
https://www.1508.jp/~ji3kdh/weblog/archives/2019/03/ts-50_15.html
https://www.1508.jp/~ji3kdh/weblog/archives/2019/03/ts-50_16.html

 我が家にも記事の個体以外にこれをせねばならない同型機が2台あるんですが、面倒なので放置中だったりして(^^;

 あ、あとお持ちのTS-○41シリーズ同様フロントパネルのボタンが外れる不具合もありますので、なくさないようご注意を!

ありがとうございます。
コンデンサはアキシャルのやつしかないので、どうにかこうにか小さくまとめてみよう...と分解してびっくり!
フロントパネル近くからコンデンサがポロリと外れてきました。
また、基盤上にもすでに液漏れしているコンデンサがたくさんあります。
パターンを復元しながら、やってみたいと思います。

ボタンが取れる件、了解です。
KWの機械はスポンジの質が悪いのかな?

もう一つ、SG531PAPG(20MHz)というオシレーターが家にあったのですが、これってこの無線機には使うべきですか?
よろしくお願いします。

 フロントパネルのコンデンサは真っ先にやられるみたいですね。そのまわりのパターン切れでスイッチが効かなかったりランプがつかなかったり、のようです。
 スポンジについては、さすがに30~40年も経てば劣化はするでしょうから質どうこうは仕方ないんですが、なんでスポンジで押さえる構造にしたのかは疑問が残るところですね。コスト的なことなんでしょうけれど。

 検索してみたところSG531PAPGそのものは見つけられませんでしたが、SG531PAPでしたらSPXO(単なる水晶発振器)ですから、残念ながら採用する意味はなさそうですね。
 『spxo tcxo 違い』などで検索してみて下さい。

あちゃ...
てっきり温度保証型だと思い込んでコメントしてしまいました...

ちなみに今はJJY(60khz)とローカルAMが聞けるまで回復しました!

 了解ですが…まずはとりあえず動くようにするまでが結構手間かかりそうですよね(^^;
 そしてTCXOそのものにつきましても、この記事のような大陸製の安物はあくまでも自己満足の世界でしかありませんので!

 おぉ素晴らしい! 予想外に早く進めていらっしゃいますね!!

見るからに異常そうなコンデンサを取っ払って新しいのをつけてみると、FP以外は意外にすんなり動作するようになりました。
まだやることは
・バックライトのパターン他を修理
・送信不可
・1.5(?)MHz以上のバンドの受信不可(1467KHzまでは正常に聞こえた)
等々、いろいろあります。
自分は電源が入ってもうすでに大満足です!(←ぉい)

ちなみに家にある無線機を使って実験してみました。
7MHz帯で1W未満でVVVを近所の方に送信してもらう実験です。
この場合、家にある中華短波レシーバー、FT757,767ともにSメーター振り切れで良好に受信可能(壊れるかと思ったよ...)、でもなぜか今回のTS-50はほとんど聞こえませんでした...(もちろんモードはちゃんとCWですよ!)

次に、同じくその他の人と適当な会話をしてもらい、受信してみる実験をしました。
こちらの場合も、今回の個体だけ聞こえませんでした...(もちろんモードはSSBですよ!)

...というわけで、ちょっとややこしくなってきました...

ちなみに、家にある短波の無線機はFT767を除いて全て送信不可でした...

 楽しんでいらっしゃいますね! 全くダメだったのが少しでも動き出すと、それだけで楽しくなってきますよね。で、どこかで進まなくなると嫌になってくるのもまたお約束でして(^^; まぁボチボチ楽しんでまいりましょう。

 もう検討なさってるかもですが、簡易なダミーロードをご用意なさることをお勧めします。M型プラグに適当な抵抗、例えば2W250Ωを5本並列に並べれば10W50Ωのダミーロード完成です。
 この時巻き線抵抗はもちろん、ホーロー抵抗やセメント抵抗をお使いになることは避けて下さい。それ以外のでしたらいい加減に作ってもHFから50MHzくらいまで使えるものができます。
 僕自身中学生時代にそんな感じで作ったものを今でも手の届くところに置いてあり、ちょっとしたときに使ってますので。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2019年4月21日(日) 21:59に書いた記事です。

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