前回までの中で大きな勘違い(?)をしてましたんで、そこを確認します。
ってこれを見れば、テスタでいったい何を計るのかって感じですね。
自分がバカすぎて脱力。
(以下、手ブレの写真が続きます)
というわけで今さらですがちょっと波形を見てみます。
まずは定電圧放電管を挿してない、フリーの状態。縦軸は一目盛り50Vで、はみ出るので0Vの位置を下げてます。
コンデンサを抵抗代わりにしてるからでしょう、半波整流ですがずいぶん変わった形になってます。
それと電圧のピークが270Vぐらいにまでなってるのも興味深い。
そこでVR105STを挿してみます。
いやぁ、これは面白い。
規定電圧を超えた135Vくらいのところで放電を始め、105Vでほぼ安定してるのが一目瞭然。
次は管面にマジックで 103V? と書かれている、オレンジに光るMT管。
確かに103Vくらいで安定してます。
とまぁオシロで見れば一発なんですが、テスタで簡単にチェックできるようにするには直流にすればええんやない? と安易に考え
最初はVR150なんかにも対応できるよう倍電圧でと思ったんですが、
ピークで270Vにまで行くんだったらその必要ないか、と考え直し
単純な半波整流で仮組みしてみたところ…
残念ながら60Vくらいまでしか電圧が上がりません。
これもまた考えてみたら当たり前のことで、抵抗代わりに使ってるCが大きすぎて平滑Cに充電できるほどの容量が取れない、ってだけのことでして。
(見方を変えると二つのCとRで100Vを分圧しているので、とも)
もちろんそのあたりを細工(抵抗代わりのCを撤去して整流、平滑してから抵抗で放電時の電流を制限)すれば実現可能なものの、当初の『とにかく放電の様子が見れればOK』からどんどんかけ離れそうなのでヤンペ。
結局全部を元通りに戻し、放電時の電圧が知りたければ今回のようにオシロで観察すれば良いということにしました。
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