4月の鈴鹿でゲットしたAMEXラジオ。
そのままでは鈴鹿でしか使えないものだったんですが、こちらの記事にいただいたありがたいコメントのお陰でご機嫌なラジオになりました。
今回は、その後気になったところに手を入れてみることにします。
やることはugenさんのページに書かれている通りなんですが
1) ラジオのVCCには5Vではなく3.3Vを接続する…最初なんにも考えずに5Vをつないでやってしまいました(左の写真はその間違えた状態)が、幸い壊れるまでには至りませんでした。たまたまでしょうね(^^;
2) エクセルが古い(2016およびそれ以前)と、提供いただいているツールがうまく動作しない…これちょっとハマりました。テキストエディタでチマチマ書けば済むことですが、せっかくですから原因を探ってみましたところ古いエクセルではTEXTJOINという関数に対応してないからってことが判明し、こちらを利用させていただいて解決しました(これまたありがたい)。
これで普通のFMラジオになったのはいいんですが、ツールに添付下さってる資料によればこのラジオ、電源スイッチを切ってても電池を消耗するから注意せよ、とのこと。
えー、知らんかった! と慌てて調べてみましたら、哀れ新品アルカリ電池がものの一ヶ月で1.0Vにまでなってしまってるではありませんか。
液漏れにまで至ってなかったからまだ良かったようなものの、これはいけませんねぇ
そこで、まずはどの程度のものなのか調べてみることにします。
こちら、きっちり3.0Vを供給した状態での電源OFF
電源OFFのままイヤホンを接続
そしてこちらが電源ON
…『電源スイッチ』とは? (-_-)
例えばポップアップノイズ対策など、こうする理由がないこともないんでしょうけど、使わないときいちいち電池を抜いておくのはひたすら面倒なので、何とかしたいところ。
この程度のハード的なことなら僕にもできるかも?
以下は基板をひっくり返しながら検討し、実際にやってみたこと(電源スイッチの挿入位置変更)を列記していきますが、これが最適解ではないと思います。
まずはこちら
この部分のパターンをカットします。
次にこちらの
この部分をパターンカットし、タブと反対側の塗装を剥がして銅部分にハンダメッキします(あとから配線を半田付けするため)。
次は面倒なスイッチまわり。
左側をパターンカット。右側は液晶が邪魔でパターンカットできないので、ハンダを外して接続部分を浮かせます。
そして浮かせた下のパターン(※)と、左のパターンカットした上側(※)を接続。
それを横から見たところ。
注釈にあるように、根元のピンを浮かせないように注意。(写真はちょっと浮いてしまってる)
カプトンテープをどこへしまったか思い出せない(発掘できない)ので、代わりにガラステープで絶縁処理。
このあたりは気持ちの問題なので、適当に。
あとは簡単、写真のように接続し、
さらにこのように接続。
そして、持ち運びなどの時に力がかかって配線が外れてしまわないよう適当に留めてできあがり。気が向いたらグルーガンで補強しておく予定。
これ、要するに元々マイナス側の一部に入れられてたスイッチを、プラス側の根元に移設しただけ。
本来はマイナス側の根元に移設する方がパターンカットの数を減らせるんですが、一部やりにくそうなところがあるのでこのようにしてみました。
これでとりあえず電池の減りは心配無用になりまして、あとやるとすればステレオ化ですが…そっちはさすがに難しそうでほぼ諦めてます。
電源スイッチの付いた薄型ステレオボリュームが入手できればいいんですが。
いやいや凄いですね
こんなことができるなんて
僕にはちょっとできそうにない気がしますが
少しにらめっこしてみようとは思います。
情報公開してくださってありがとうございます。
とにかくいちいち電池を抜く面倒は勘弁って思いでやっつけましたが、特にこれをしないと聞けないということではありませんので結局は単なる自己満足、ですね(^^;
間違って壊してしまうリスクもありますし、こういう方法もないこともない、ってことで!