TL-922 1の4

 ある方(大先輩)にヒントをいただいて、以前から気になっていたところを触ってみました。


 というのも、SB-220/221と違ってTL-922は結構フィラメント関係の事故が多いように思うんです。それで、運良くフィラメント用のトランスが独立していることに目をつけ、ステップスタート(ソフトスタート)を組み込んでみることにしました(本来なら高圧側のトランスにも入れる方がいいんですが、大げさになるのでヤンペ)。タイマも、仕事では今ではまず使わないオムロンの型遅れ版、 MY2VのAC100Vものがいくつか出てきましたので、それを利用することに。

 例によって手書きの図面でスミマセン。しかも描いた本人しか分からないかも(^^; まずは抵抗ですが、耐容量も含めて手持ちからえぇ加減に選択。どうせ一秒程度ですしそうそうオンオフを繰り返すわけでもありませんから、焼け切れなければ良いのです。それから、1kW仕様なので当然200V給電は必須なのですが、まぁそこはユニバーサルに、もし100Vに変更しても機能するように、わざわざ両方の巻線に挿入してみました。

 これより前に、純正状態でどの程度か簡易な測定をしてみましたら、突入電流71Aと出てビックリ!! 3-500zのデータシートには「突入電流は二倍以内に収めるのがよい」とありますが、この数字はそこからあまりにも逸脱してます。これを見たあとは、恐くてパワースイッチを入れられなくなってしまいました。


 タイマはここに「貼り付け」てみました。

 本来ならタイマの接点で直接パワー回路をオンオフするのは小生の主義に反するんですが、ご覧のようなスペースですので仕方ありません。


 それはそれとして、ソフトスイッチと逆位置の方が良かったかも知れませんね。次からそうしよう。


 抵抗まわりはこんな感じですが…ちょっと微妙ですね(^^; 脱落・短絡・地絡がなければいいか!のノリです。


 施術後の簡易な測定風景。42Aと出ましたからまだ多めですが、ないよりはずっとマシでしょう。とりあえずこれで完了とさせていただきました。

 ところで、これまたこのままコピーされる方はまずいらっしゃらないでしょうが、念のため注意書きを。

1)使用するタイマの接点容量にご注意下さい。MY2Vの規格はもう分かりませんが、代用品のH3Y-2は250V5A、H3Y-4で250V3Aです。H3Y-4を選択し、接点を二つずつパラにするのが精神衛生上いいと思います。
2)万一タイマの接点が不良になった場合、抵抗にずっと電流が流れ続け、結構な熱が発生したりの波及事故につながります。タイマがオンしていないときはメータランプも暗いので、そこで判断する必要があります。ユニバーサルと相反しますが、それの対策は考慮していませんので注意が必要です。(耐容量の大きい抵抗を組み込むことで最悪の事態は逃れられそうですが、検討は必要)

 ということで本機は完了、これまでの経緯はこちら↓です。

TL-922の調整 (1の1…1kW化)
TL-922その後 (1の2…フィラメントまわりの改善)
TL-922 1の3 (ソフトスイッチ組み込み)

 さて、言わずもがなではありますが、ここまでの記事すべてにおいて、ご覧いただく以上の行動に関しては自己責任(at own risk)でお願いします。

 とはいうものの、この手のアンプを触る方には失礼な発言ですね。(この続きでまたいらんことを書きそうになってヤンペ)

トラックバック(1)

JF3DRIの気ままな出来事 - TL922は手がかかる(5) (2007年5月19日 23:34)

コレが最後になるかな。(だったらいいんですけど・・・) 内容は、こちらの記事のパ 続きを読む

コメント(20)

> この続きでまたいらんことを書きそうになってヤンペ
あ〜、書きたかったことが見てみたいですねぇ。(ふふふ)

ども。お正月から面白そうな話題ですね。
私もMY2Aディレーリレーを使ってヒータと高圧のステップスタートをしております。やっぱり一次側に抵抗が入る形式で、スイッチONから5秒間でヒーターのステップスタートが終わると、高圧トランスのステップスタートが始まり、合計10秒間で「ジャパーン」できるように作ってあります。でも電圧変化を見ただけで、起動電流は測っていないなぁ。

昔、高圧のステップスタート回路で、トランスの一次側と並列にACリレーのコイルをつないで、このリレーの接点でステップスタート用の抵抗を短絡する回路があり、それも抵抗値を変えて散々実験しましたが、最後の方でリレーがブザー状態になって少しの間ばたつくので、やっぱり今の方式がベストと思ってます。

ところで、半年くらい前から、時々、高圧ONのシーケンスが起動しない故障が発生するようになりました。面倒なのと大抵、叩けば直る(笑)なのでしばらく放っておきましたが、これでは、即「ジャパーン」できないと次のサイクル間で11年間待たなければならない可能性がある50MHzでは使い物になりません。

ようやく開けて調べたらヒータのステップスタートのMY2Aリレーが、内部回路はONになる(タイムアップ表示のLEDは点灯する)のにリレーの舌片が吸い付いていなくて、スペアに換えたらすぐOKでした。リレー本体は大丈夫なのでしょうが、スイッチングのトランジスタあたりか、その駆動回路が劣化するのかなぁと思いました。

うちの場合、リレーがONにならずにステップスタートの抵抗が入りっぱなしになっても、50Wの大型のホーロー抵抗を使っているのと、ヒータトランスその他の回路も冷却フローの中に入っているため、まあ大丈夫でした。

あと、アンテナリレー保護のために、MY2Aの1秒ディレーを使い、リニアのスタンバイ入力がグラウンドに落ちると、それと同時にアンテナリレーが切り替わり、その後コンマ何秒か遅らせてブロックバイアスが解除されてリニアが動作するように作ってあり、市販の普通の同軸リレーを使っていますが、その手の故障は全くありません。ただしセミブレークインは全く使えませんなぁ。コンテストの時はエレキーやZLOGが送受の制御をしてくれるので良いのですが。

いやぁ川野部さん、最初は全〜部伏せ字で書いてたんですよ。けどあんまり恥ずかしい事件なんで、伏せ字でも見る人が見たら(ご本人以外でも)分かってしまうもんですから、結局すべてを消し去ってしまい、続きは某「ぼやき部屋」でお願いすることにした次第です。なので、そちらの記事をご期待下さい(^^)

 良い人さま、面白くかつ貴重なお話をありがとうございます。ちなみに小生の今回の実験では、0.5秒でも1.0秒でも、突入電流のピークは最初に出てました。

 いやぁ、今回のでも、ソケットを利用してれば同じような事故の時に対応しやすいんですが、同じくスペース的に難しいのであきらめました。ソケットを使うと脱落防止の金具も使いたいし、そうなると取り付けは両面テープではまずいし…となってしまいまして(^^; しかし小生タイマとはいろいろおつきあいさせていただいておりますが、タイムアップしてるのに接点が閉じないっていうのは今までなかったかも知れません(記憶にないだけかも)。

 50Wとはまた大きいですねぇ! いやぁ、そんなこんなをいろいろ考えていきますと、やっぱしコンソールタイプやラックマウントタイプになってしまいそうですよねぇ。小生もいつかはでかいもの(パワーではなくサイズ的に)をゆったりと組んでみたいものです。さてさていつになりますやら…

 キーイングのタイミングですが、zLogは分かるのですがエレキーからも制御出力を出されてるんですね? とすれば普段のQSOでも問題ないように思うんですが、普段はそれをお使いではないということだと勝手に理解いたしました(^^)

直接リニアとは関係ないですが、こんな所で立石のMY2Vと出会うとは。タマはタマでもタマ式オーディオアンプで、整流管を使わずダイオード整流の時に、ヒーターが暖まっていない状態で出力管にB電圧を掛けるのはよくないとの事で、B電圧をタイマーリレーで2段階に加えた回路を作ってました。そうそう、オムロンの型遅れ版タイマーリレーSTMN-Y111 必死に探してます。当然どこにもありませんし・・・。代替品種設定してよ>OMRONさん。

うんうん。スペースの無いときは仕方ないでしょう。赤や黒の艶のある熱収縮チューブって、プロ用機器ではよく見るのですが私は判らないので黒のつや消しで値段の高い住友スミチューブを使っております。

コンテストの時はZLOG→PCのキーイング出力を自作のエレキーのキーイング入力につなぐとエレキーが送信ラインを先にONにして、キーイングラインは適当にディレーして制御してくれるのでセミブレークインも必要ないんです。
OPはキーボードかパドルに触るだけで全システムが先に送信状態になり、符号だけがコンマ何秒か遅れて送信されます。時々寝ていて数秒遅れることもあったり。

清水さん、まいどです。「代替品はありません」って素っ気ないのもけっこうありますもんねぇ(-_-) STMNって確かでかいモータタイマやなかったかな? -Y111ってのが?ですが…小生はあて板を作ってH3CRを取り付けたことがありますが、モータタイマにこだわるならH2Cですね。これも納期はごっつかかりますし…あれ、「標準納期」になってますな(^^; まぁしかし形が全然違うことに変わりはありません。

 良い人さま、再びありがとうございます。収縮チューブの色は、単に購入するときの気まぐれでして他意はありません。どちらかというと中が見える方がやや安心なので、黒は使ったことないですが。今回のは一応赤のつや消しですが、メーカはどこやったかな…三菱(ヒシチューブ)やったような? 購入したお店は覚えてるんですが。あとは黄色とか透明とかが多いんですが、値段自体こだわってないです。どちらかというと安い方を選んでるような(^^;

 キーイングの件も了解です。アンプ自体がキー入力・出力のジャックを持つものもありますが、ああいう形も面白いかなと思いつつあります。それから小生の場合は「時々寝てて呼んでもらってるのを無視してCQ TESTの繰り返し…」が結構あります(^^;;;

こんばんは。今日は冷たい雨で、雨水利用システムは800リットルほど取水できました。明日は30mくらいの風が吹きそうなのでエレベータを降ろして縛りを入れてあります。明日は何キロワット発電するか楽しみです、これでNYPの電気代稼ぎます、とか書きたい物ですが、まだ研究途上です。自転車の発電機だと12Wくらいですし。

たしかに熱収縮チューブで有名なのはヒシチューブでしたね。アキバで売っているので、気楽に各種取り混ぜて買うと結構高くて目の玉が飛び出ます(笑)。行きつけの店では赤、青、黄などは置いていないので、いつか使いたいなぁと思っていました。

あと符号の遅延ですが、あらかじめ送出するメッセージが確定している場合は、送信の合図があったら先にスタンバイラインをグラウンドに落としてからおもむろにメッセージを送出すればよいので簡単です。ZLOGでもそのようになっているようです。
真にリアルタイムでパドル入力→スタンバイラインを送信状態にする→キーイングするという動作を実現しようとすると符号をFIFOに入れて遅らせてキーイングしなければならないのでT芝のTMP-ZなんとかというZ80複合ICで作りましたが、これなんかも禅だかで実現できるんでしょうね...

あと、うちのリニアはラックマウントでしてRFデッキだけ抜き差しすれば1.8〜○○○MHzまでウンW出ます、と言いたいところですが、今のところは50MHzのみです。

そういえば今朝、寝床の中でRFデッキを再度降ろして気に入らん所をいじるぞ、アレとアレとアソコ(なんか猥褻かも)をいじればバッチリだぞー、などと思ってわくわくしていたのですが、これを書くまで一日、すっかり忘れていました(笑)。明日やります。
今日作ったのは、フランクリンの雷実験で有名なライデンの菱形凧とゴミ袋利用のデルタウイング凧(ゲイラカイトとも呼ぶ)だけでした。

工数(スキル×パワー×自由になる時間)は益々減少しているのに、ムセン、50MHz以外に色々と浮気していては、こりゃパイルに勝てませんなぁ(笑)。分野を限定せずに何か作りたい気持ちがあります。どうなることやら。

長々書いてスミマセン。以て年頭の妄言とさせていただきやす。

800リットルとはまたごっついですねぇ。お風呂で3〜4杯分もありそう。それに風力発電でしょうか? いやぁなかなかですね。我が家ではそのような活動はいっさいやっておりませんのであきません。実家が太陽光発電してまして、夏場はエアコンかけてもトントン、らしいんですが。

 アイディアもそうですし、仕事のことなどでも、寝床で思いついたりすること結構ありますよね。同じく起きあがると忘れてしまうんですが…それらの凧は、もしかして充電用、とか?(^^;;

 いやいや、製作意欲というのはいつになっても持ち続けてたいものであります。

昼間は15mくらいの風だったのが、夜になったら急に風が強くなり、今、ピークで25mくらい吹いております。

うーん、うちの雨水利用はタワー基礎の2.5立米穴も含めて5.4立米の貯水能力があり、800リットルは200リットルのプラスチックドラム缶4本分なのでそんなでもありません。

太陽光発電はFBですね。新築のローカルの家でも晴れの日はノーマルで2.5kW、maxで4kWくらい発電して、エアコンつけていても売電できるらしいです。ただ初期投資が掛かるので手が出ません。今後やってみたいですけど。

あとリニア、やっと今日の午後、時間が取れたのでラックから降ろしてさっきまでやってました。いつものプレートとグラウンドとの間に負荷抵抗分の抵抗を接続して出力側からMFJで見るという手法でやりましたが、割合簡単にチューンできました。
回路はπLでLが若干大きめだったようで、プレートのVCが抜け気味で効率がいま一つだったのが、調整したら適度にVCが入るようになりました。

やや大きめのバードのダミーと43で測っていますけど前よりマシなのは確かですが、エレメントによって指示が±15%くらい違うので期待通りなのかダメなのか、よく判りません。これくらいだったら誤算の範囲なんですけど850Wと1150Wじゃずいぶん違うよな〜 という所です。

おぉ、無事手直しされたんですね! バードは小生も「結構ズレがあるなぁ」って印象です。まあ小生の場合はほとんど全部が中古なんで当然なんですが、前後の比較に使うのには問題ないですし、いくつか比べてみて低い方を信用するようにしてます。

 それにしても結構強く吹きました。タワーを持つならクランクアップかエレベータ付きやなと再認識した次第です。

うーん、こうなったら迷惑でも書いたろ(ごめん、笑)。

リニアは一応、前より良くなったかな、と体感的には大体OKなのですが、プレートの入力電力が正確かどうか判らないため効率が判りません。

今日は再度Lを伸ばしたり縮めたりして値をチェックしたり、ヒーター電圧を測定して定格電圧よりも何%か少なくしたり...

今週は、できれば動作状態の測定系を正確にするための方策をして較正もしたいな〜

今日、押入れの整理をしたらSvetlanaの箱がα個、Eimacの箱がβ個、その他色々が○○個出てきたので製作意欲がぐんぐんと湧いてきました。もちろん箱にそのまま純正のが入っているとは限りませんけど、在庫って意外に忘れているものだなぁ。今年は新しいの作りたいなぁ、という感じです。

わはは、迷惑やなんてとんでもございません。確かに今回の922でも、効率を計算すると「あれ、良すぎるぞ」ってなることもあり、どこをどの程度信用するかも難しいですね。測定系統の較正は小生にとっても課題です。

 それにしても発掘された在庫群ってどんなものなんでしょう? 興味津々であります。いつかお会いできたときには、ぜひこそっと教えて下さい(^^)

こんばんは。あれから定数計算とか色々やって、今日の夕方、やっと総組してラックに戻しました。

色々チェックしたのですが、その中でロードVCにRF電流がちゃんと流れていないのではないかと思い、このVCとパラに固定コンデンサを付けてみたら、VCがそれに見合う分だけ抜けないようだったので、VCの効きが悪そうなのに気付き、在庫にあったVVCに交換したら、少し効率が上がった。

今まで使っていたロードVCは75mm角、奥行き120mmほどのタイトVCで、ちゃんとローターの軸にはグラウンド用の大きなブラシが付いていて、RFへの配慮もあります。ステーターの片側の端子にコイルを付け、反対側の端子から出力系につないでRF電流を強制的に流すようにしていたのに、思ったより流れていなかったようです。

VVCにはカウンターダイアルや保持のための板金の製作が必要でしたが、構造的にステーターやグラウンド側の極板が小型で、RF電流の経路も太いので使いやすいようです。

効率(ロードVCの吸い込み)が悪かった分はコイルのロードVC側に近い方で熱になっていたようで、コイルの端がバイクのエキパイみたいに焼けていました。それにしても、ちゃんとしたタイトVCをちゃんと使って(いるように見えて)額面通りに働いていなかったというのは意外でした。

あと、出力はバード43とダミーロードで測定しています。43のエレメントを回転すると、位置によって表示するパワーが一割くらい違うことが判明。これも今まで気付いていない現象。今まで使っていた位置では効率は良くて50%前後だったのですが、良い所では60%くらいになるのでこれで良しとしよう。(好ましいデータを正しいと解釈しておりやす、笑)

落成検査を挟んで、結構時間を掛けてやっと普通に動き出したようなのですが、これまで24時間戦っている最中もプレート損失の他に無駄に熱になっていたと思うと、ちょっともったいないですなぁ。(アンテナから輻射した電力も、情報伝達に使われているのは僅かで、大半は宇宙に飛んで行っているだけかと思われますが...)

教粗さま、まいどです。さすがに50MHzともなりますとそのあたりはかなり効いてくるんでしょうか。どっちみちシングルバンドでしょうからVVCでもさほど支障はないでしょうけれど、それを在庫でお持ちというのもまたさすがであります。Birdについては、エレメントと検出部が接触不良状態なんかも知れませんね。

 これらのお話をお伺いしますと、小生もなにかまた造ってみたいなという気持ちが強くなってしまいます。それにしても…「24時間戦っ」ていらっしゃるとは、さすが6mの世界は違いますね(^^;

バードの表示は、エレメントと検出部の接点をアルコールで掃除しましたが同じように再現しました。別のエレメントでは起きないので、やっぱり接触不良なのかも知れませんね。

あとALL JAや6&DやACAGで、1kW出力でフルに「24時間たたかーえますかー」ができたのは免許から2年くらいで、その後はkWはDXのみ、国内同士は500W以下で交信せいとのご下命で500Wでやっていますから、そんなに損失でもなかったかも。

あとARRLのアマハンに気になることが載っていました。私のとは球は違いますが、ロシア製の4極管とπLを使った美味しそうなリニアの製作記事があり、FCCの基準を満たすには出力に同軸ケーブルによるλ/4のショート・スタブを付けるべきとあります。私も第二のλ/4のスタブを作ってみて、どれくらい抑圧できるか調べてみたいと思ってます。基本波にも影響を与えると書いてあるので、もしかしたらスタブ以外にもどこか燃えるかも。

いやいや、失礼いたしました。エレメントの内部でどないかなってるんかも知れませんね。実は自分で分解したことがありませんのでよく分かりません(^^; 以前一つおかしいなと思うのがあったんですが、ややこしいのはかなんので即某ークションに流してしまいました。もちろん同じものを別にゲットした上でのことだったんですが。

 相変わらずの不勉強なんですが、「500Wで」のご下命はどこからのものなんでしょう? もしかして免許の条件とか?

 λ/4のショートスタブが基本波にも影響を与えるとのことですが、これまた不勉強な小生にはよく分かりませんです。整合範囲が広くなる、とか?

こんばんは。ご下命と言えば総通に決まってるじゃないですか。最初の免許状は、52MHz帯1kW出力は下に書いた備考の**以下の条件だけだったのが、パブコメ募集の末、現在は、

備考
52MHz帯で500Wを超える空中線電力の使用は、50MHzから51.5MHzまでの周波数を使用して外国のアマチュア局との通信を行うものであって、**他の無線局の運用および放送の受信に妨害を与えない場合に限る。

となっております。
あと、リニアは日曜にやっと総組し、高調波関係をチェックしました。方結がないのでダミーの手前で、40kΩと50Ωの抵抗で分割しスペアナで測りました。誤差は相当あると思いますが、この方法だと高調波は容量のせいで強めに出ると思うので、まあ目安にはなるだろう、ということで。スタブなしで、

基本波 +1dBm
第二 -58dBm
第三 -67dBm

となりました。次にNオスの付いた8D-2Vを100+cmに切って、MFJ259につないで先端を切って調整したら、先端オープン、50.1MHzでインピーダンス0となる所があり、そのまま先端ショートで測定したらめでたく第二の周波数でインピーダンス0となりました。早速、ケーブルの途中に取り付けて測定してみると

基本波 +1dBm
第二 -71dBm
第三 -66dBm

となり、曲がりなりにもλ/4スタブのおかげで第二高調波が13dBほど改善されました。本当はT型コネクタの長さも考慮しなければならないと思うので、もう少し追い込めそうですが、基本波に対して第二が裸で-59dB、スタブ付きで-72dB以下というのは結構満足しました。

次に、これが二段なら相当効くだろうと、λ/4+λ/8+λ/4で作ってみると、第二は-80dB以下になり、第三はほぼ変わらず、基本波はVCの調整が少しだけ変わりましたが同じように出ました。別段どこも暖かくなっていないようです。

いずれにしても一本10万円以上する高価なLPFを使うよりは自分で作った方が、燃えてもそんなに高くないし...とりあえず送信ラインに入れておきます。少し大きめのハウジングに全部8D2Vで作ったのですが、できれば第三のノッチも入れてみたいです。

教粗さま、早速ありがとうございます。(近ごろちょっとバタバタでしてコメントが遅れ気味ですがお許しを)

 で、そのような条件が免許に付けられているというのは全く存じませんでした。基本的に50でkW受けてる方はみんなそうなんかな? まぁ国内では必要ないと言えば必要ないのかも知れませんが、それってHFとかでもそない事情は変わりませんもんねぇ。インターフェアが各地で問題になったかな?

 それにしても、素の状態でもだいぶ高調波は落ちてますのに、そのスタブのお陰で完璧とも言えるんやないでしょうか? ごっつい効果あるんですね。8Dでλ/4となると結構かさばると思うんですが、効果があるから苦にならないって状況なんでしょうね。それに確かに、かなりお安くできてニンマリっておっしゃるのも頷けます。

 小生50MHzでのハイパワーは全くの未経験ですので、いつまでたっても想像の世界のみです。いずれは…(^^;;

dEAR SIR,
please quote
2 pcs. miny-manual timer type: STMNY111, VOLTG 200VAC, TIMER RANGE: 0-12 HRS, BRAND: OMRON
THANKS.
ROLLY/MANILAOVERSEAS INC. TEL:6328004227 FAX: ;6328004172

Hello Rolly,
Thanks for your comment, but unfortunately I can answer nothing but we have no idea to get those items what expired long before.
So why don't you try to use existing timer units like H3CR-A instead of them now?

コメントする

この記事について

このページは、ji3kdhが2007年1月 3日(水) 19:48に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「TL-922 1の3」です。

次の記事は「TL-922 2の1」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。