ソケットボックス その4


 ボチボチですが進めております。

 タマのフィンはご覧の程度まで修復してみました。


 まずは懸案だったソケットまわりの強度不足について、スペーサ(M3)とアングルでこんな感じに補強してみました。まだちょっと貧弱ですが、それでもタマの抜き差し程度ではビクともしなくなりましたので良しとします。

 穴開けが下手くそでセンターの出てないところ多数なのは、ちょっとしたご愛嬌ということで(^^;;; (4/19追記:隠れるところはついつい気を抜いてしまいまして、悪い癖です)


 そして前回製作したヒータチョークとカソードチョークは、トロイダル・コア活用百科(←こんな新しいのが出たんですね)によれば「寄生容量に注意せよ」とのことですので、ガラエポ板でこのように実装してみました。


 ソケットへの接続部分。それにしても、気ぃつけてたんですがやっぱし引き回しが長すぎるかなぁ…

 ソケット側の接続はタッピングビスになっていますので、何度も付け外しができません。ビス・ナットにやり変えることも考えてます。


 ボックス外との連絡部分。

 ここに使った貫通コンは0.01μFなんですが、もう少し容量追加した方がいいかも知れません。というか今回どこにもパスコンを入れてないので、次回に併せて追加しましょう。

 ちょっと見えてるファンのエア出口部分ですが、樹脂に一部欠けがあったためにとりあえず手近なボール紙で補修したまででして、気にしないで下さい(^^;


 電源接続部分。上の2P端子台はファンの電源接続部です。

 仮に正規の電源をつないで、気になっていたヒータラインの電圧降下を調べてみましたところ、トータルで片道数mVでしたのでヤレヤレです。このソケット優秀ですね。それにそもそもヒータ電流の少ないタマは楽でいいです。用意したヒータトランスが200Vの単巻きなので、家族が寝静まってから仮設で電源を引いてエージングをと思ってます。

コメント(7)

杉山様 先日は、お返事有り難うございました。
色々アドバイス助かりました。
実は、杉山様にお返事頂く前に、秋葉原へ行って、部品を探して来ました。 しかし、最近の電気街 秋葉原も、パソコン 携帯などに押されて部品の店も苦しそうです。 マニアの世界なのでしょうかねえ?
昔は、苦もなく秋葉原へ行ったのですが最近は、少し混んでいると疲れます。 パラ止めは、様子を見てみます。 秋葉原でTL-922のサイトで2.5ミリの錫メッキ線でパラ止めを作るやり方が出ていましたが、秋葉原では、需要が無いらしく2ミリの物しか手に入らず これで制作をためらっております。 0.5ミリ
細くても問題無いのでしょうかねえ?
後は、ロータリースイッチも買って来ました。 しかしシャフトの長さが10ミリ短いのでカップリングを
付け加工しなければならないようです。 友人が残していった922は難題山盛りのようで、今 時間を見つけながら清掃をしています。 ブリッジの辺りの埃が多く通電は怖い気がしますが。。。。
少しずつやっていこうと思います。
途中 又自分で努力してもわからない事が有りましたときには、是非教えていただきたく思います。
整備出来ました時には、又お写真お送りします。
とりあえず御礼まで HIDE

吉田さん、全文了解です。スズメッキ線は2.5mmが2.0mmになったとしても、厳密にはLが変わりますが大して問題にはならないことでしょうね。逆に、考えようによってはパラ止めなんて個々で必要な形が変わって来るとも言えますから、様子を見て対処していけばよいと思います。

 また何かございましたら、よろしくお願いいたします。ご安全に!!

なかなかの工作精度ですね。ボール盤なしでここまでだきたなら上出来。サラビスの座ぐりも完璧。160mだったら、配線長も全く問題にならないでしょう

入力マッチング回路もこの中に入れる予定ですか?

ありがとうございます。お陰さまでアルミは柔らかくていいですわ。ドリルの回転をグッと落としても刃が立ちますから。そのドリルですが、実はバッテリ式の強力ドライバを使ってます。これでしたら回転数を簡単にコントロールできますからいいんですわ。ボール盤があればベストですが(^^; 配線長については、今後のために(向学のために)一応6mあたりまでを意識してますがどうでしょう…(6m用を作っても小生ならこんな形になりそう、ということです)

 はい、この中に入力マッチング回路まで入れるつもりです。ご想像のとおり、残りスペースがかなり狭いので頭を痛めているところです。何とかメドは立ちましたが…もうここまで来たら、箱ごと一からやり直すところまで戻れなくなってしまってます。

電動ドライバで精度良くできるのですね。ワタシは、細いドリルは、高速回転じゃなければ精度が出なく、またどうしてもスラストを掛けてしまうのでドリル刃によくないと思っていたのですが、そうでもないのかな。電動ドライバで2000rpm を超えるような回転数出るのは無いんで・・・。

こんばんは。なかなか良さそうにできましたね。特にコアに白い保護材が巻いてあるのが既製品のようでカッコイイですね。

うちのリニアでは、大きめのシロッコファンでRFコンパートメントの外から吹き込んで、全部のRF部品を冷やした後、ソケットボックスの横から入り、ソケットを抜けて、球のプレートフィンからRFデッキの外に抜けるように作りました。
このためには、純正のチムニーを付けた上に、球のプレートとRFデッキの天井との間に、もう一つチムニーが必要になります。これには0.5tくらいのテフロンシートを円筒形に巻いて使っていますが、全く快調です。

もっと簡便な方法は球のプレートフィンからRFデッキの天井にチムニーを付けて排気するようにしておいて、杉山さんの場合は下から上に吹き上げるようにすることです。この方法でもRFコンパートメント全体の気密は必要ですが、空気は入力部分を冷却し、ソケットを通ってRFコンパートメント全体を巡った後、プレートフィンを経由して排気されますので、シャーシとプレート間のチムニーは不要になるというメリットがあります。

まあ、いろいろやってみなはれ。今後が楽しみです。
それにしても美味しそうな球ですね(笑)。

西村さん。相手が鉄ならある程度回転速度は必要ですが、アルミのような柔らかいものなら遅い方がいいです。アルミも特に厚みのあるものならそうですが、銅のような粘るものなら逆に遅くないと危険ですね。そして刃こぼれなどですが、小生はいつも横着してステンレス用しか買いませんので、問題になったことはないです(^^; それと小生の電動ドライバは毎分最大2600回転のようです( http://www.komeri.com/items/1/02/45474/4547441305920.html )。上で申し上げました通り、鉄やステンレスを相手にするとき以外はほとんど全開にしませんが。

 β教粗さま、いやいやお恥ずかしい限りです。しかし仰せの通り、このガラステープはなかなか良いのではないかと悦に入っております。使用中に万一破壊したときも飛び散りませんし、線材を巻くときに傷を付けないのが小生のようなええ加減な人間に向いてそうで。

 冷却については、ラックタイプなら下から上へストレートに吹き上げるようにしたことと思いますが、今回の場合はスペースが限られますので結構考えました。タマを出たあとは小生も上まで(外部まで)チムニーでダイレクトに出そうと思っていますので、恐らくβ教粗さまとほとんど同じような感じになるのではないでしょうか。小生の場合、吸気はタンクコイルの近くからさせるつもりで、ブックファンで軽く助けて(押し込んで)やろうと思ってます…まだケースの影も形もないんですが。

 上側だけにチムニーを付けるやり方は、九州の某アンプ屋さんでもよく見る方法ですが、果たしてタンクコイルまわりがどの程度冷えるのかなっと少し思います。そんなに熱を持たせるやり方がそもそも良くないと言われればそれまでですが…確かに簡単便利な方法ではありますね。

 まだ全く動かしてないのでこの先どうなるか分かりませんが、このタマ、待機時間さえ我慢できればホント面白そうです。そして、たかが40W前後のヒータですが、通電したあとは数分間冷却しても、まだ一丁前に暖かさが残ってます。

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このページは、ji3kdhが2008年4月17日(木) 19:38に書いた記事です。

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