ルビジウム発振器

 何年越し?かで、やっとのこと箱に入れました。

 (品物が手抜きなら写真まで手抜き、例によって背景のごちゃごちゃは見なかったことにして下さい)


 元々そこそこの大きさの放熱器がついたケースを用意してたんですが、師から「かえって消費電流が増えるだけなので、ケースに密着させるくらいで良いらしい」とアドバイスをいただいたので方針変更。もう使うことのないだろう機器の中身を取っ払って流用しました。

 また本来ならスイッチング電源は御法度のようなのですが、どうせカウンタの校正くらいにしか使わないのであっさり手抜きしてしまいました。ちなみにこの電源、入力100/200切り替え式で24Vと5Vの出力がある優れもので、去年だったかとある店頭で新品一台500円かそこらで投げ売られていたものです。もちろんまとめて5台ガメりました(^^;

 心配の発熱ですが、数時間動かしたところ密着してる底板側で50℃手前というところ。マニュアルのグラフを見る限りではまず問題ないかなというところです。ただ予想外だったのが電源からの発熱で、こちらも抵抗やトランスが50℃くらいになっています。もう少し通風させた方がいいかも知れませんね。


 元々ついてたLEDをそのまま流用。せっかく3つあるのでロック出力の裏表にしてみました。ところがこんな簡単なところで見事にハマってしまいまして、表示が全く安定しない状態…2時間ほど悩みました。単にHかLか見てるだけやのにな…で、GNDを一本つなぎ忘れてるのを発見した時は脱力感満点でした(^^; そらあきませんわな。パスコン強化したりベース抵抗を大きくしたり、2時間のあいだにいらんこといっぱいしてしまいました。


 (この部分6/12追記) 単なるロジックで受けただけの回路図。こんなもんで悩むなよと自責、図中の「4」を接続し忘れてたという次第。


 その後、この発振器と同時に5時間ほど通電したままにしてあった我が家のカウンタを校正してみました。数十Hzズレてたんですが、このカウンタ外観ほどでもないですね…ショボイです。何とか鳴きなき写真の状態にまで持っていきましたが、


 何しろ基準発振がこのようなものなので、ちょっと触っただけで大きく動くんです。その程度のものなんでしょう。(ただ外部入力があるのでルビジウムを直結すればシメシメ…のはずなんですが、レベルが合ってないのか残念ながら外部入力を検出してくれません。正弦波ではあかんのかな? ←本件はつまらないミスによるもので、無事解決しました)

 いずれにしてもこのカウンタでは細かいところまで読みとれませんでして、100mHzレベルでは我が家のちょっとしたSSG(もちろんこちらも未校正)の出力と今回のルビジウムとで差が全くないんです。何をするわけでもありませんが、もう少しマシなカウンタが欲しくなってきますね。

コメント(4)

やっぱり数える方もHPではないでしょうか?ルビがあるからオプション001は不要ですね。Hi
我が家はオシロが岩通、数える方と出す方はHPです。
双方ともルビで制御できますから一応納得の数値になってます。

いやー…やっぱしHPになるんでしょうか(^^;; 我が家もオシロは岩通ですからそれ以外は一緒ですね。ある企てのためにはもう少しまともな「数える方」が必要なんですが、その企ても例によって長期戦ですので、ボチボチ気長に探してみます。

なんか見たことあるような入れ物ですね。
ルビジウムですがまだ手に入れてません。いずれは購入するつもりなのですが。
ところで、SW電源はご法度なんですか?ノイズの関係でしょうか。
SW電源で供給して良いものと思ってましたが・・

手抜きも手抜き、外観なんかまるっきりそのまんまです(^^; さすがに元のままで使うこともないでしょうし、売りに出しても誰も欲しい人もいなさそうでしたので流用してしまいました。せっかくだから純度のいい信号を得るためにリニア電源にしましょうというようなことを時々見かけるんですが、せいぜいワタクシのような用途だけならスイッチング電源で全く問題ないと思ってます。

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このページは、ji3kdhが2011年6月 1日(水) 21:29に書いた記事です。

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