去年の秋にラジオのついたパタパタ時計を修理してからというもの、俄然ラジオ(FM)にハマってしまいまして、自宅や車中だけに留まらず、歩いてるときにも聞けないものかと思い出す始末。で、以前まとめて入手したうちのこちらを引っ張り出してきてます。
たまたまなんですが、これだと昔のTV音声域を利用したFM補完放送が聞けるというのもポイント。
ところが、さすがに(当時の価格で)105円というだけあって、使っているうちにいろいろと不満なところが出てきます。
まずは、普通のイヤホンやヘッドホンをそのまま使うと傷めるかも知れないということなので、こちらの記事を参考に
出力ラインのコイルを一つ、抵抗に交換します。
その記事の通り、交換前後で聴感に大きな差異はありません。
次に、ボリュームの位置に関係なくサーというフロアノイズが気になるのと、そのボリュームの可変範囲が狭い(大きくするとすぐ音割れする)のを改善しようとしまして、元々アンプ入力に入ってたボリュームを出力側に移設してみたんですが
ノイズはボリューム位置に比例して変化するようになるものの、音質も極端に悪くなるのでヤンペし、元に戻してしまいました。そしてもう一つの不満点解消のために、ボリュームのホット側に抵抗(300kΩ)を挿入し、可変範囲を音割れしない方へ持っていきます。これで音割れ前までの範囲が拡がりました。
結局ボリュームの位置そのものは元に戻しましたので、小さい音で聴くときはフロアノイズが気になりますが、歩いてるときはそんなに小さい音にしないのでと諦めることにします。(トランジスタを入れ替えたり、少しゲインを落としたりすれば改善されるかもなので、そのあたりは宿題ですね)
次回は、これよりももっと不便な点の改善にトライの予定です。
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