こちらの続き、子供たちと僕自身の分を例によって中古でちまちまゲット。
必要数(3台)揃ったところで、何はともあれ無条件でスイッチ交換し
おまじないもまとめてやっておきます。
このあと全部をきれいにクリーニングして組み立て、動作確認してみたら
一台だけ、なぜかホイールが効かない。はて、おかしな故障だなっと調べてみましたら、そもそも赤外線LEDに電圧がかかってない様子。何度も基板をひっくり返しつつパターンを追ってみたら、どうも部品が一つ欠落してる感じ。
実は左の写真は修正完了後なんですが、その部品とは基板の一番端、R15。他の個体を見てもちゃんと載ってるものばかりなので、これはやっぱり必要な部品なんだろうと同型ジャンク品から移植することに…ってこれ、メッチャ小さいですやん。
外すのはまだ簡単でしたが、外したのをなくさないようにし、表裏・向きを合わせて定位置にキープしてハンダ付け、これが大変でした。何しろ使えるだろうと思ってた手元のピンセットは大きすぎて、しかも帯磁しててダメ。テープやノリで仮留めするにしても、この大きさでは難しすぎる。で、結局(帯磁してない)指先でどうにかこうにか位置合わせし、あとは芯を長めに出したシャーペンで動かないように押さえながら手早くハンダ付け。ちゃんと付いたかどうか目視すらままなりませんが、ご覧のように若干傾いてるものの機能的には問題ない様子。これで赤外線LEDに電圧がかかるようになったのを確認し、元通り組んで動かしてみたところ…無事ホイールが効くようになって小さくガッツポーズ!
これ1005ってサイズ(1.0mm×0.5mm)なんでしょうけど、さすがにこんな小さいのは初めてでした。ネット上ではこれくらい簡単っておっしゃる方々も多いようなんですが…できれば避けたい作業の一つですね。外す前に見てみたら2.2kΩのようでしたから、最悪はアキシャルリードの(要するにいつもの)抵抗でとも思ってたぐらいです。それにしたって、こんな小さなパターンにちゃんと付くかどうか分かりませんけど。
しかし、これはどんな原因なんでしょうね。机の上などから落とした衝撃で外れたのかな? 元々のハンダ付けが良くない? いずれにしましても、これ以降本個体は息子が機嫌良く使ってましてヤレヤレ。
R15取り付け前の状況が分からないので、推定です。リフローハンダ付けのようですから、クリームハンダの塗布量不足や加熱不均一によるフヌレ(ハンダ不濡れ)、基板のエッジのようですから基板のエッジを切り離すときのストレスなど・・色々ですね。チップ抵抗自体の問題(電極部のメッキ、汚れ、チップ装着時の衝撃による破損・・)だった可能性もあります。
早速のコメントありがとうございます。元々中途半端だったところに、何らかの衝撃が加わって、てなことなんでしょうね(想像)。まぁさほど高価でない量産品、しかもあちら製ですから、このようなこともありましょう(^^)
3台もあると昆虫みたい。
おぉなるほど、どうりでこの世界はネズミたちが跋扈してるわけなんですね!!