なるほどな〜


 日は久しぶりに公共交通機関を利用しての現場往復でした。

 ←は周囲を気にしながら古いガラケーで撮影したものでして、相当見づらい写真となっております。

 そこでふと気づいたのは、『かけ込み乗車は危ないのでおやめください。』に対する英文。そこには

For your safety do not rush for your train.

と書かれてます。まず最初読んだとき「forが多いな」と感じました。そして次に感じたのは、駆け込み乗車に対する英訳、rush for your train の部分です。駆け込み乗車といわれてピンとくるのは rush into だったので。それやこれやで、ド素人の僕が訳すなら
For your safety, don't rush into the train.
かなと。まず safety のあとの , と do not に対する don't ですが、これらはまあ気分的なものでしかありません。do not より don't の方がちょっとだけ現実的かなと。それから後半の rush into は上述の通りですが、your train ではなく the train としたのも、まあ普遍的にというか(ド素人が)一般的に書けばそうかな、と。

 なんて考えながらもう一度原文を眺めているうちに、いやひょっとしてこれはすごいのでは、と思い直してしまいました。まず the train よりも your train の方がより親近感があるというかよそよそしくないというか、現実に即してそうなのでこれは容易に納得できます。

 問題は rush into と rush for の違いです。これ、日本語の駆け込み乗車という文字列からは『閉じかけているドアに向かって駆け込む』イメージがありますよね? (僕だけ?) それなら rush into でいいんですが、この for はドアの目前だけでなく、そこに至るまで、例えば改札や階段など、道中も含めた意味なのでは? と考え直したんです。そうなると、いやいやこれは素晴らしい訳ではありませんか!

 そこまで考えると、前半の For your safety も見直さないわけにはいきません。ひょっとしてここの your は、単に駆け込み乗車しようとしている(この注意書きを今読んでる)個人一人だけを指しているのではなく、あなた方つまりご利用の皆さまという意味なのではないか、と!

 …なぁんて、考えすぎでしょうかね(^^; 暇な車内で、ちょっと面白いなと思ったものでして。

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このページは、ji3kdhが2018年11月16日(金) 20:30に書いた記事です。

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