使えるかどうか分からないまま、しかも特に使う予定もないのに入手して掃除したDTMFつきマイク。
ネットで見つけた回路図をボーッと眺めてみたら、DTMFは10V以下の電圧で動きそうな感じ。でも…ありゃ、スピーカ内蔵されてたけどこれスピーカ・マイクとちゃうやん
さらに本来は7ピンプラグがついてたらしいことも判明。ってことは誰かが今の8ピンに付け替えたんやろな、どうせ使うとしても我が家ではほぼTRIO/KENWOOD機なのでと開けてみたら、マイクとPTTだけが配線されてて他の線は切り飛ばされてます。
というわけで先日触ったTM-421に合わせて半田付け。(DTMF用には7.5Vの電源が出てるようなので好都合)
早速動かしてみたらMIC/PTT/UP/DOWNは正しく動いてますが、なぜかDTMFは一瞬音が出るだけで終わり。おかしいなと供給電圧を見てみたら、ボタンを押した瞬間電圧が落ち、離したら徐々に上がってくる…なんじゃこりゃ?
しっかり調べずいい加減にやるとこうなる、いつものパターンですね。改めてTM-421側を調べてみたら、ここから取り出せるのは最大15mAなんですって。そんなんでスピーカまで鳴らせるはずもなく…マイク単体に別電源をつないで動かしてみたら、ちゃんと鳴りましたが案の定100mAも流れます。そりゃそうですよね(^^;
無線機側を触らない限り容量は増やしようがない(それはやりたくない)ので、DTMF音確認専用のスピーカ駆動部分を無効化することにします。
ちょっと見づらいですが、図面内の3箇所をカット。
いずれもパターンカットでいけるかなと思ったんですが
2箇所は部品の足を浮かす必要がありました。絶縁をどうするか考え、大げさすぎるくらいオーバースペックですが、以前入手したまま結局使う機会がなかったカプトンテープを導入。これ、こんなに薄かったんですね(今さら)
そんなわけで、無事DTMFマイクとして使えるようになりました。
ただ、どうもTM-421のパワーがちゃんと出てないらしいことが判明。どっちにしても使う予定はないんですが、そちらでもしばらく楽しませていただけそうです。
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