TV-506 2の1

 TS-520XVFO-520とともにお預かりしたこちらについて、ボチボチ取りかからせていただいてます。

 もちろん、最初にツマミを全部外して掃除、これは必須ですね。


 で、どうもうまいこと動かんなーとパチパチやってたら、メータランプが切れてしまいましたので


 親機・VFOと同じLEDで


 修復しました。

 今回のようにまとめてセットでお預かりした場合にはこれでいいんですが、単品でお預かりした時などには、今後は(予算の許す限り)例の限りなく電球に近いLEDを採用したいところですね。といいつつ、まだ一つも買ってないんですけど。


 それにしても…最初動き出すようになるまでに、ずいぶんと回り道してしまいました。

 まずはこちらのリレー、接点不良がよく出るそうなので、それを疑って掃除してみましたが外れ。


 どないなっとんのやといろいろ見てたところ、アースラインが一本外れているのを発見。こんなん、元々どこにつながってたかなんて、さすがに見ただけでは分かりませんよ…

 で、ここでちょっとした反則技を適用。この個体は「2のn」なんですが、我が家で昔使ってた「1のn(本ブログには未登場)」と見比べてみて、接続箇所を無事把握し修復。

 しかし動かない原因は、これではありませんでした。


 ところで、大勢に影響はなさそうですが、このロータリスイッチの下にご覧のような大きなハンダくずが落ちてました。例によってオーナ様は『箱すら開けたことない』ってことですから、それ以前の持ち主によるものなのでしょう。

 自分がこのようなことをしないようにしないとな、との思いを新たにしました。


 余談ですが、ここからは我が家の個体。この風景で、外れてた線の行き先が分かりました。


 TV-506 ONと 506送信ON のリレーが増幅されてます。もちろん僕の仕事なのは見て分かるんですが、なんでこんなことしたのか…全く思い出せません(^^; 何かの電圧を得るために小さいトランスを載せた…のはかすかな記憶にあるのですが、、、


 こちらは、とあるハンドブック?に掲載されてた、フロントエンドのNFを良くする改造の猿真似。どれだけ改善されるのか(されないのか)全く確認すらしないまま、この形で実戦に使っておりました(^^;; これと830/940それに6146Bppの組み合わせで二回ほど全国一位をいただいたりしたんで、まあまあ良かったんではないかと思っておりますが。さすがに今さら出番は…もうなさそうですねぇ。

 以上、昔話終わり!Hi



 それで、うまく動かない理由はといいますと…結局こんなところに原因がありました。結果から言いますとVFOの時と一緒なんですけど、親機とTV-506/502との接続はいくつかパターンがあるらしいのと、送信には親機のヒータスイッチをONにしておかなくてはならないというのとがあって、相当な遠回りをしてしまいました。

 ちなみにこの個体では、SGについてはoffにしなくても使えるような細工が施されていました(その辺がよけいややこしい)。

 これで受信はほぼ問題なく動き出した(-130dBmのon/offが分かる程度の感度)んですが、送信がなぜか2W程度しか出ません。それからがまた長い道のりでして、次回(以降?)に続きます。

コメント(2)

922のコンデンサ塊、その後おとなしく使わさせて頂いておりますhi。そういえば「メモスはメモス」がキャッチイなコピーでしたね。

あ、いえいえ別に名乗っていただかなくて良かったんです(^^; でも無事仕事してるようで良かったです。

 お陰さまでメモスも無事現役を張ってますよ(^^) 今ではこんなん使ってる人皆無でしょうけど!

コメントする

この記事について

このページは、ji3kdhが2015年11月21日(土) 15:25に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「月末に向けて」です。

次の記事は「PrimoPDF」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。