TR-1300 1の3


 く必要性がないこちら、気の向くままにボチボチやってます。

 まずは前回LED化したダイアル照明、いい感じに点灯してるんでホットボンドで固定しておきました。
 仕事があんまりきれいでないので、点灯中の写真でごまかし(^^;


 次に、送信がうまくいってるか簡易的に確認するのにマイクを発掘してきました。


 この機種にはやっぱりMC-20ですよね! ご覧の通り、収まるところにぴったり収まります。

 ここでふと、開局当時RJX-610を肩から提げて歩きながら運用してたことを思い出しました。大QRHでご迷惑をおかけしたりして、今から考えたら何ともお恥ずかしい限り(^^;


 てな遠い記憶は置いといて早速口笛を吹いたりしてみましたところ、フルスケール5WのPEP表示がこちら。
 横の無線機で聞いても声は普通に聞こえますんで、幸いそれなりには動いてるようです。


 ところでこのマイク、確か当時新品で購入したような記憶があるんですが、その割にはそこそこ汚れてるのでいつもの通りひとっ風呂浴びていただきます。

 新品購入といえば、あとになってこれのKENWOODバージョンも新品でゲットしたような。あれどこ行ったかな?


 それはそれとして、まあまあきれいになったかな。


 そして今回のメイン。ずいぶん前に、この目的のために『問答無用、完全ジャンク』との触れ込みで出てたものを格安でゲットしてたFL-6010というリニアアンプを接続してみます。
 電源入力はマイクコネクタ形状の2ピンのもの。ひょっとしたらトリオのそれとは極性が逆かも。
 それと親機用の電源出力はセンターがマイナスになってるのが要注意。どうしてこうなった?


 まぁこの手のものは壊れててもガワさえあれば何とかなるだろう、といつものように電流制限しつつ通電してみたら、電源が入ったり入らなかったり。んん?
 あちこち触って判明したのは、その電源ジャックでの接触不良。何のことはない、両ピンともしぼんでしまってたからということのようで、写真のようにぐいっと拡げて接触不良は解決。


 この状態で送信してみたら、だいたい6~7Wほどを出力してます…え、ちゃんと動いてる? あの接触不良がジャンクの原因だったってこと?
 ただ残念ながらキャリコンに時定数がないので、SSBで使うには面白くありません。


 改めてFL-6010の回路図を見てみましたら、送信時に重畳されてきた直流で送信になるようになってる模様。なるほどなるほど。
 一方TR-1300のAUXには、いい感じにT9(送信時DC9V出力)という端子が出てますんで、これを使わない手はありませんね。

 今回は相手が10kΩを通した2SC945のベースで、しかもその945はさらにダーリントン接続のトランジスタをドライブするだけなので、前回と違って電流は微々たるもので良さそう。なので、保険として抵抗を入れておきましょう(手前味噌ながらこれポイント大)。
 この抵抗があれば、万が一外部アンテナの側で直流的に短絡されても大丈夫。


 Before


 After

 電流をほとんど必要としないので、コイルは出来合いの小さなインダクタで手抜き。

 (ちなみに背景の手書き図には間違いがありますので、見ないで下さい)


 いやー、いいですね! 目論見通り、PTTに応じて快適に切り替わるようになりました。
 ところでこのアンプ、2.5W出力のFT-690に合わせて作られてる関係で入力に2dBのアッテネータが入れられてます。これを取り去れば10W近く出るようになると思うんですが、どうしようかな。
 というのも、これにさらにVFOまで外付けすると全体がそこそこ大きくなってしまうんで、実運用を考えると50W~200Wくらいを目指す方がいいのかな、そうなると7Wも10Wも変わりないしな、と思ったりしてまして。いや、やっぱり10Wで野外運用がこの無線機の本質かな?

 いずれにしましても、もうしばらくはダラダラと遊ばせていただけそうです。

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ノーベル賞の天野先生もRJX-601で育った世代だそうです。
ちなみに私はFD-AM3。

 そうなんですね! 僕より数年前、JF3あたりの方々が601でお始めになった記憶があります。僕の頃はもうSSB全盛でしたので。
 601は当時少し触らせていただいたことがあるんですが、機会があればゲットしたいなと思ってたところでした。

 一方仰せのFDAM-3については、写真でしか見たことないです。現用にはさすがに厳しいかなという印象ですが、今でもたまに某ークションなんかに登場してますね。

Rigで世代がわかる時代でした, hi。
HFのrigにつなぐTransverterを作ってSSBに出ようとたくらんだのですが、未完に終わっています。

 今はHFや50からスタートなさる方が少ないのか、それとも僕が知らないだけなのか、そういうのはあんまりないように感じられますね。製品そのものとしてならIC-705がかなり売れてるそうですが。
 無線機どころかJA3以外のプリフィクスでは開局なさった時代すら分からなくなってしまってまして、なんか話が合わずあれ? なんてことがあったりします。

 トランスバータ、送信部が結構手間かかりますもんね。僕は軟弱なのでTV-506を(接続が想定されてない)TS-830や940につないでそこそこ遊んでましたが、そういう市販品ですら今はもうそんな馬力ないです…

私の開局はトランシーブが自慢のTR-1200でしたHi
TR-1100の人が多かったですかね、TR-1000もいた
あとはFDAM2やFDAM3、CQP-6300、パナ6、スカ6..

肩にぶら下げてねぶた祭に出かけ歩きながら運用しました
2E26でアンプ作りました
50年以上過ぎていまだに当時の仲間とつるんでいます

 大先輩ですね! そのあたりはほぼ無縁、CQPで始まるのは相手がお使いのパターンがあったかも。こちらの世代はTR-1300やRJX-610以外でしたらIC-502Aや少しあとのFT-690とかでした。

 さすがにAコールの皆さんは長続きしていらっしゃいますね。いつでしたか、ふと高校生時代によく遊んでた界隈のコールサインを無線局等情報検索に入れてみたらことごとく失効してまして、免許が生きてる感じなのは数人だけだったような。
 ただ、その中の一人は今でも50MHzだけの10W免許で、実際にやってるのかやってないのかは不明ですが思わずニヤケてしまいました(^^;

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この記事について

このページは、ji3kdhが2022年11月22日(火) 22:10に書いた記事です。

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