冷やかし運用での気づき

 うせヒマやし自宅から出るって言うてたで、と風の噂に伝え聞いたある方を呼ぶために、は良く楽しませていただいてた関Vを久しぶりに冷やかしてみました。

 とはいうものの、我が家にあるのは30m用の低いGPのみ。土曜日はこれに無線機内蔵のアンテナチューナで無理くり載せて冷やかしてたんですが、お目当ての方は発見に至らず。そうこうしてるうちにふと、ひょっとしてTS-50用に作ったアレが使えるんやないか? と思いつきまして。コネクタの形状が同じなので、深く考えずに突っ込んでみたら…これがちゃんと動くではないですか! しかも50MHzも動作するのは予想外でしてなかなかgood。


 で、日曜日はこれを利用。ただ、バンドチェンジのたびにパワーを(最低の)5Wに下げてキャリアを出し、チューンが取れたらパワーを正規に戻す、なんてことをバカ正直にやってたんですが…何度もやってるうちにこの操作が結構面倒に感じ出しまして。

 どうにかならんのかと取説を見てみたら、どうも外部に自社製アンテナチューナ(AT-300)をつないだら内蔵チューナはバイパスされるようになってるんだそうで。ほほぅ、ほなもしかしてATボタンが外付けチューナ起動ボタンになるとか? そうなってくれたら嬉しいけど…ともかくそうするには、例のコネクタで何らかの細工をすればいいのかな? と思って図面を見てみたら、(TS-50とも同じ)TSとTTという端子がどうも怪しい。


 ここをどうするのかなと思いながらサービスマニュアルなんかを見るんですが、残念ながらチンプンカンプン。自分で考えるのはあっさり諦めて、そちら方面からネットで調べてみましたら…ありがたいことにこちらを発見。

 その記事によれば結局TSとTTの間に3.3kΩを入れれば良いようなので、早速入れて動作させてみましたら


 しっかり内蔵チューナが無効化されている様子。そしてAT長押しで、今まで見なかった『R<』が現れるとともに、自動的にパワーを落としてキャリアが送出されます。これこれ、これですがな! いやはや素晴らしい。お陰さまで相当便利になりました。

 元記事にもありますように50MHzだけはキャリア送出に至りませんが、まぁ仕方ありません。元々滅多に出ないバンドですからいいでしょう。HFだけでもラクできるようになって何よりです。

 …って、知ってる方にとっては今さらなんでしょうけれども。あっそうそう、「ヒマやから自宅から出る」と噂に伺った方ですが…残念ながら巡り会えませんでした(^^;

 ところでこれ、ひょっとしたら元々のTS-50でもATボタンが生きるかも? だとするとそれもまた嬉しいですなぁ。遠くないうちに試してみよう。

 /11追記 : 早速試してみたところ、これによってTS-50でもATボタンが生きてきまして、かなり便利になりました。ただ590の時と同様、他社製のチューナでは同調完了が分からないので、SWR表示のないTS-50ではちょっと不便ですね。簡易な(かさばらない)SWR計を持参するか、反射波に応じてLEDを灯すなんて新しい宿題ができてしまいました。

コメント(3)

28MHzで発見していただきありがとうございました。
今回は地元祭りで、エリア外から参加、山へ移動している人、ホンマに少なかったですねぇ。
なんだけど、終わってみたら意外なスコアーでした。

一つ上の投稿。小生です。
匿名ではなく名無しになってしまいました。スミマセン。

いやー、弱い信号をきっちり取っていただいて恐縮です。波の上では海以上に久しぶりだったかも?

 土曜日も、あのあとも結構な時間50MHzを聞いてたんですが、可能性が高いだろうと思ってたそちらでは残念ながら見つけられませんでした。

 どちらにしましても久しぶりに聞いたのでアクティビティの違いは分かりませんが、今の我が家の状況では飛ばない・聞こえないということだけは再確認できました(^^;

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この記事について

このページは、ji3kdhが2020年5月10日(日) 22:20に書いた記事です。

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